名古屋ボストン美術館 展覧会 イベント

吉田博は、明治・大正・昭和の時代に活躍した画家である。この展示では、序章から第5章までのテーマで彼の木版画が紹介されている。中でも私が特に気に入ったのが第3章の水の画家での木版画である。連作の瀬戸内海集ではひとつの場面を6パターンに分けて表現しており、海面に映る船の微妙な違いであったり、光の表現などがとても美しかった。そして、いくつかの作品で見られるのだが水の勢いを表す表現がとても上手いと感じた。絵が今にも動き出すのではないか?というほどの勢いを感じられただただ、その絵の前に立ち尽くして数分ほど眺めてしまっていた程だった。また、山の表現も面白かった。堂々とした存在感を示す山や景色の中に溶け込んでいる山などひとつひとつの山にも表情があり、どれも個性的な魅力を感じられた。また、吉田博自身のことも知ることができあのダイアナ妃が作品を買い求めるなど、芸術家としての面だけでなく商売人としての腕も確かであったことが分かり吉田博という人物についても知ることが出来、とても満足のいく展示であった。
みんとん (20代女性) 2017/4掲載


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