千葉市美術館 展覧会 イベント

芸術の世界の中で物体と空間に対する新しい見方を示した岡崎和郎の展覧会が開催されています。岡崎和郎の芸術に関する姿勢は難解なものですが、「手を知覚する棒とボール」を見れば彼の考えの一端を見ることができます。この作品は中央部分に握られた後を残した棒が置かれているだけですが、棒の真ん中を持てば平和的なものになるが、棒の端を持てば暴力的なものへと姿を変えるという両義性を象徴しているのです。この作品を見て何か感じるものがなければ、岡崎和郎の芸術は肌に合わないのだと思います。展覧会としてはなかなか意欲的だったと思いますが、同時開催されている小川信治の展覧会に比べると、作品の抽象的な性格が強くて気楽に楽しめる展示会という感じはしませんでした。好みが分かれる展覧会でしょう。
オズ (20代男性) 2016/9掲載


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