金谷美術館

6月11日から9月13日まで開催予定の「アートで見る南総里見八犬伝展」は一見の価値がある催しになると思う。『南総里見八犬伝』は滝沢馬琴の代表作で、江戸時代を通じて広く愛されたベストセラーである。現代でも、ベストセラーになれば様々なメディアミックスが行われるように、『八犬伝』も浮世絵などのアートとコラボレーションされていた。この展示会はそんな『八犬伝』とアートの関係を探るという意欲的な催しである。特に注目すべきは『八犬伝』をモチーフにした浮世絵。『八犬伝』を読んだことがなかったとしても、その構図の大胆さや色彩の多様さには目を見張ることだろう。また、漫画やおもちゃにも視点を当てるとのこと。ぜひこの意欲的な展覧会には足を運びたい。
By 房太郎(20代男性) 2015/6掲載


アートで見る南総里見八犬伝展 金谷美術館関連ページ

「愛おしい自然 ―南房総ゆかりの作家たち―」(金谷美術館)
展示作品はどれも、南房総の空気を伝えるものばかりでした。例えば鹿野山神野寺、あるいは小湊の風景を描いた作品を見ていると、現地へ旅行に行ったときを思い出します。鋸山を描いた作品や、南房総の春を描いた作品