美術館・博物館・展覧会

ある美術館の仕事を

管理人の職業、メシの種は、システムエンジニアリング、プログラミングといったITという業界の仕事だ。生涯振りかえって、成人してからこの年まで、コーディング、設計、保守、運用、チームリーダー、プロジェクトマネジメントと、長い経験の中でタスクそのものは変わってきたけれども、結局、それで暮らしてきたように思う。いい悪いもない。良かった時期もあるがひどい目にもあったw が、結局、好きだからやれた・・・という面が強かったと思う。

 

管理人が若い頃は、ウィスキーやバーボンなどの強い酒がかっこよかったw今みたいにチューハイとか何とかサワーなんてものは飲まなかった。ロックのウィスキーを飲みながら、UNIXのSVR2 SVR3のマニュアル本、10冊程度は、意味がわからない、理解の及ばぬところもあっても読破した。それが楽しかったんだな。好きだからできるというのはこの業界に限らず、共通することのように思う。

 

そんな管理人だから、コンピューターのこと以外は、ほとんど興味がないのは前述の通り。美術、芸術なんてのは、資源や労力の無駄使いとしか思っていなかったのだ。

 

ところが、ある日美術館のコンピュターシステムの構築の仕事に関与することになった。

 

 

意味わからんw

さて、経理のシステムなんてのは、問題も整理されていて、会社による際は若干あるにしても、ある程度の範囲に必ず納まる。あまりに逸脱していれば、不正経理になるのかもしれない。いずれにしても、そんな仕事をするとき、お客さんに接するSEなんかは、簿記や会計の知識がないと、言われていることが何なのかわからないことになる。
管理人は美術館の仕事をすることになった時、一番接触が多かったのは、年齢の近い学芸員さんだった。しかし、学芸さんはコンピューターは素人、こっちは美術や芸術は門外漢。一応、要件定義、要求仕様は形式上できてくるのだが、どうもねぇ・・・これでいいんだ!という確信がもてない。学芸さんにコンピューターをわかってもらう努力もしたけれども、こちらも、美術とか芸術とか、わかる努力はしようかねと思い出した。率直に聞いた。「ど素人の俺が、美術とか芸術というものがわかるにはどうしたらいいんですかね」

 

自分の専門分野から一歩踏み出して、相手の分野を、素人なりに理解しようする。仕事して、きっとみんなやっていることだろうと思う。管理人の場合は、それがたまたま美術や芸術ということになった。


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