高畠華宵大正ロマン館)

大正、昭和初期に流行した抒情画が好きで、中でも高畠華宵の描く妖艶な美少年は見るたびに心を奪われる。過去、美術館に勤めていた時、高畠華宵大正ロマン館の存在を知り、いつかはと思っていた。そしてついに、インターネットを通じて知り合った愛媛県在住の友人とともに、東温市へ訪れた。45分かけて駅から山道を歩き、たどり着いたのは、色とりどりの花に囲まれた大正浪漫溢れる外観の建物。中に入ると、レトロな内装とたくさんの華宵グッズ、小さな喫茶スペースがあった。大変情緒があり良かったのだが、肝心の展示作品は印刷物の切り抜きが多く、更に長年の展示によりキャプション等に劣化が見られた。展示室は2部屋のみで展示数も少なく、少々残念であった。しかしショップで販売されているグッズはスタッフ手作りのものなどがあり、華宵愛が感じられる部分も多々あった。
Written by narucader (30代女性)
掲載:2016/8