札幌芸術の森美術館

何となく美術館で作品を見たいなと調べていた時に、この展覧会のチラシを見ました。子どもを背負った女性の内に秘めた力強さや子供の愛らしい顔の作品がチラシに紹介されていました。ぜひ本物の作品を見てみたいと思い、美術館へ向かいました。今回の展覧会は、旭川を拠点に「熊彫り」を生業としていた父親のもとで木彫制作を始めた藤戸竹喜さんの初期の作品から、等身大人物像など約110点を展示しています。初期の作品の熊の木彫りの表情が可愛らしかったです。中でも私は、実子がモデルとなったという「少年と犬」の作品が好きでした。少年の泣いた様子と犬とのやり取りが微笑ましく、心が和みました。また、熊が宙を舞っている躍動感ある作品もありました。細やかな掘りで動きや表情が表現されており、どれ一つとして同じものがなく、素晴らしいと思いました。「シーソー熊」と題された熊の木彫が愛らしく、コピー商品がミュージアムショップで販売されていたら思わず買ってしまっただろうなと思いました。でも、ミュージアムショップで販売されていなかったので、少しほっとしました。展示室には、熊だけでなく、ラッコや砂潜りのカレイ、毛ガニなどの生物を表現した作品も並んでいました。どれも一瞬固まっているだけで、すぐに動くのではないかという迫力がありました。私は特に、「狼の親子」という作品が心に残っています。親が子を思う温かい愛情が伝わって来るとともに、何かこの作品から物語が始まっていくような感じがしました。最後の展示室では「狼と少年の物語」という作品が展示されていました。物語とともに藤戸さんの作品が紹介されていて、思わず涙が出てきてしまいそうになりました。この展覧会を見た後、無性に熊の木彫りが欲しくなってしまいました。ミュージアムショップにも熊の木彫りが販売されていて、欲しくなってしまいましたが、やはり展示室に展示されていた作品の方が繊細で優しさが詰まっているように感じたので、購入するのをやめました。木彫家・藤戸竹喜の創作活動を知ることができる良い機会になりました。
By Hana October2017


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