博物館網走監獄

映画でも有名な「網走番外地」に行ってみました。場所は北海道網走市の外れで、市街地からはバスか自動車が必要です。まず敷地内に入ってドンと待ち構えるのは、赤煉瓦で出来た刑務所の正門です。一度入ったら2度と出られないであろう受刑者の気分を想像すると、威圧感が違います。構内にはメインである五翼放射状平屋舎房という獄舎が現れます。獄舎内には独房と雑居房あわせて126室ありますが、牢屋の仕切りは木製の格子だけで、トイレもおまるが置いてあるだけです。どう考えても、寒すぎの臭すぎな環境です。また行刑資料館と言う施設では、明治時代の網走監獄の実態から、現在の刑務所の機能まで分かり易く展示してあります。刑務所の博物館というと、ともすれば物見遊山になりがちですが、ここでは一歩一歩立ち止まって、収監者の気持ちを想像してみましょう。それが他の観光地と違う網走監獄の見どころだと思います。
Written by 調布さん ( 30代男性 )
掲載:2016/8