北海道立釧路芸術館

北海道の釧路には仕事で立ち寄るくらいで、美術館に行ってゆっくりと絵を見る時間を設けたことがありませんでした。私用で釧路に行き、JRに乗るまでの時間があったので何気なく美術館に向かいました。駅から歩いて約15分で北海道立釧路芸術館に到着しました。開催されていたのが、「空想と旅の画家 安野光雅の世界」です。子どもの頃、絵本『ふしぎなえ』や『あいうえおの本』で安野光雅さんの作品を読んだことがあると思い出しました。観覧料を支払い、展示室に入りました。今回の展覧会は『ふしぎなえ』から近作まで、130点の原画によって安野さんの多彩な仕事を紹介するもの。大人になってから初めて『ふしぎなえ』を見ていると、子どもの頃に初めて見た感動が蘇るようで愉しい時間でした。展示室の中にも、多くの子どもたちがいて、原画を見ながら驚いたり、可愛いと笑っていたり、感動しながら絵を見ている様子を見て、微笑ましかったです。大人になってから、ゆっくりと絵本を読む機会がなかったので、安野光雅さんの原画作品を通して、大人になって絵本にふれることができて本当に楽しかったです。特に好きだったのは『野の花と小人たち』の原画です。美しい絵と安野さんのあたたかな言葉を読みながら時間を過ごしていると、優しい気持ちに包まれました。帰りにミュージアムショップで、気に入った原画の絵葉書をはじめ、一筆箋やシールを購入しました。大人になってから、改めて絵本を読むのも良いことだなと感じました。
By Hana October2017


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