横尾忠則現代美術館

横尾さんの作品には終わりがなく、同じ作品を何度も描いたり変化させたりして反復や連続することで見る人はその中から問いかけられている何かを感じていると思います。この展覧会ではそういった作品と、時代という時間の連鎖や横尾さん自身が生きた昭和と現代を照らし合わせて現代が次の時代に向かって目指すものは何なのかを考えるというものでした。独特のコラージュの世界はとても引き込まれると同時に感じたことのないはずの戦後の物悲しい雰囲気に包まれました。また、デザイナーとしてのポスター制作などは戦後少しずつ日本が楽しみや元気を取り戻している様子を感じることができました。戦前戦後と大きく変化のあった時代を生きた横尾さんや彼を取り巻く環境、時代の縛りなどつらさや悲しさ以外の重要な空気感が体中にズッシリと残る展示でとても意味のあるものでした。
ストレスフリー (20代女性) 掲載:2016/10


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横尾忠則の昭和NIPPON
兵庫県の横尾忠則現代美術館の展覧会、横尾忠則の昭和NIPPON。交通アクセス、開館時間、休館、料金、駐車場などに関する情報と管理人の個人的な感想