石川県立美術館

ちょうど10年前。石川県立美術館で日本の四大絵巻の一つ「信貴山縁起絵巻」が全巻同時に公開される、という話を聞いて見に行ってきました。非常に朧な記憶では、全巻が同時にというのは滅多にないことだとの案内だった筈。それが何故に金沢で、というと長い絵巻物、しかも全三巻を「最初から最後まで広げた状態で」展示できる場所というのが、石川県立美術館しかなかった、というような説明を聞いた気がします。地元民には非常に幸運な巡り合わせでした。実を言うと、四大絵巻の他の三つの方が印象に強く、私はこの展示でどういう内容のものであるのかを知ることが出来ました。……と、念の為にこの文を投稿する前に、と検索してみれば、2016年春に絵巻の寄託先である奈良国立博物館で三巻同時公開が為されていました。そして、公式ホームページには「史上初めての試み」の文字が。「んん?」と思いましたが、2006年にも石川で展示があったことは間違いない。恐らくは奈良での全巻公開が初めてだったのだろうと解釈しております。
けんはは (40代女性) 掲載:2016/10