神奈川県 横浜市美術館・展覧会

1.カサットの作風や姿勢が伝わる展覧会

 

会場に入ってすぐに気づいたのは、印象派に出会う前と後で作風が大きく変わっていたことです。印象派に出会う前の作品は暗くて重苦しい感じがしたのに対し、印象派に出会った後の作品は明るく柔らかい感じでした。印象派との出会いがカサットのその後の画業を決定づけた、といっても過言ではないことが、作品を通して伝わってくるように感じられます。
この展覧会ではカサットの作品ばかりでなく、カサットと交流のあった画家や、自身が影響を受けた浮世絵なども多数展示されていました。展覧会全体を通じて、カサットが他の画家による作品から貪欲に学び、自分なりの画風あるいはオリジナリティを探求する姿勢がうかがえました。
またカサットは油彩やパステル画だけでなく、銅版画の作品も数多く残しています。木版画の浮世絵を、銅版画で再現したような作品もありました。会場の一角には、エッチング、ドライポイント、アクアチントなど銅版画の技法に関する解説があり、銅版画になじみのない者が作品を鑑賞するうえで役に立ちました。

 

2.ついでに―カレーうどんとマフィンとピカチュウと

 

横浜のみなとみらいに行くときは、ランドマークプラザの古奈屋でランチを取り、同じくランドマークプラザのミセスエリザベスマフィンでお土産にマフィンを買うのが定番になっています。今回もそうしました。
古奈屋はカレーうどんで知られていて、東京・巣鴨に本店があります。古奈屋のカレーうどんはクリーミーかつスパイシーで、他店にはないような味わいです。私はすっかりやみつきになってしまいました。古奈屋は本店の方が自宅から近いですが、ランドマークプラザの店に行くことが圧倒的に多いです。
ミセスエリザベスマフィンでのお気に入りのマフィンは、プレミアムバターリッチとフレッシュバナナです。どちらもシンプルで素朴な味わいがあります。
さて今回行ったときは「ピカチュウ大量発生チュウ」の開催時期で、みなとみらい一帯はピカチュウだらけでした。といっても、さすがに横浜美術館にはピカチュウがいませんでしたが―。みなとみらいは子供連れの客が多く、普段よりも明るく楽しく、どこかゆったりした雰囲気でした。私もこうした雰囲気につられて、メアリー・カサットの作品を鑑賞したついでにピカチュウのステージショーも楽しんできました。

 

By あおきリサ 掲載:2016/8


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