神奈川県 横浜市美術館・展覧会

どっちつかず、というのが展覧会の率直な印象です。クロード・モネの作品と後世の作家の作品を展示して、両者の時代を超えた結びつきを明らかにするのが展覧会の狙いのようですが、どちらに焦点を当てているのかがよくわからない感じでした。過去に他の美術館で開催された展覧会と比較してみると、「マルモッタン・モネ美術館所蔵 モネ展」(2015年9月19日から12月13日まで東京都美術館にて開催)のようにモネの作品が主体というわけでもなければ、「THE ドラえもん展 TOKYO 2017」(2017年11月1日から2018年1月8日まで森アーツセンターギャラリーにて開催)のように後世の作家の作品が主体というわけでもないのです。
他方でこの展覧会は、モネの作品と後世の作家の作品との二本立て、という見方もできます。後世の作家の作品には丁寧な解説が付けられていて、モネの作品とどのような共通点があるのか、どのような点で影響を受けたのか、といったことも詳しく取り上げられていました。でも両者の結びつきはあまりよくわからないままでした。自分に見る目がないからなのかもしれませんが…。個人的には、むしろ両者を切り離して考えてみたいところです。
ところで私が行ったとき、会場はかなり混雑していました。美術館の周辺一帯で開催されるイベント「ピカチュウ大量発生チュウ」の時期にあたっていたうえ、夏休みの宿題の関係もあって、大人だけでなく子供もたくさん来館していたのです。もしかすると、作品や解説がわかりにくく感じたのは、混雑して落ち着かなかったためかもしれません。
展覧会で一番よかったのは、美術館の入り口の前に期間限定で設置されていた睡蓮の鉢です。白や濃いピンクの可憐な花に癒されました。

 

Lisa Aoki 2018


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どっちつかずなのか、それとも二本立てなのか 「モネそれからの100年」 横浜美術館(神奈川県横浜市)関連ページ

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