清水三年坂美術館

幕末・明治の優れた工芸品を展示しており、清水寺近くの三年坂沿いにある小さな美術館です。一階は常設展スペース、館内にある解説DVDも合わせてご覧になると、より理解が深まります。蒔絵(まきえ)、七宝、金工、京薩摩(焼き物)の作品群はどれも精緻で美しいデザインや形を持っており、作り手の技能の高さがうかがえます。見学された方はきっと気に入った作品にめぐり会うことができるでしょう。二階は特別企画展・明治の彫刻展を現在開催しており、木彫りの値付け・竹の中の大工や象牙を彫刻し彩色した本物と見間違うばかりの野菜や果物、同じく象牙を彫刻した自在龍が私にとっては一番印象に残っています。日本人だったら一度は訪ねていただきたい美術館です。
By つるよ50代女性
2015年4月掲載