三菱重工業長崎造船所史料館

長崎県といえば、出島・原爆等歴史的に重要な施設の多い県です。その中にあっては、少々マニアックな資料館であるかと思われます。夫の希望で、小学生の子ども二人を連れての見学でした。夫は、電車、飛行機、自動車と乗り物好きで、船にも詳しい人です。長崎造船所資料館のことは、取引先の三菱の方から聞き込んできました。どの展示コーナーも貴重な資料ばかりですが、一番の目当ては、戦艦武蔵のコーナーでした。戦艦といえば大和が有名ですが、武蔵も同型の主力艦だったそうで、天皇陛下行幸の記念写真など、興味深く見せていただきました。また、いろいろな機械が展示されていたことがよかったです。ディーゼルや蒸気機関など普通は、目にすることのできない機会が、いろいろと展示されていて、面白かったです。小学生には、難しい展示ばかりでしたが、そうした機械には、興味をひかれたようです。また、レンガ造りの建物が、風格があって素敵でした。面積は広くは無く、周辺に観光施設はありません。造船や戦艦に強い興味が無ければ、わざわざ足をのばす人は少ないでしょう。実際、資料館には、私たちの他に一組のカップルがいただけでした。しかし、観光客を呼び込むためではなく、貴重な資料を公開するために、設営するという三菱重工という企業の姿勢に度量と善意を感じました。
By vaszon(30代女性)
2015/5掲載