史跡 出島和蘭商館跡

史跡 出島和蘭商館跡

 

かつては海に飛び出していた堤のような出島も、今はすぐ横を市電が通るくらい長崎の町の中にあります。発掘調査が行われ、遺構を元に、当時と同じ形になるように出島が復元されています。主に出島を囲む壁や門、中の商館の建物部分が復元されていて、その中では交易品の展示や、出島の歴史等が説明展示されています。大通り一つあり、その両脇に建物が並ぶ形になっています。出島の形自体は絵図などで見たことがあって知ってはいましたが、体感してみると、簡単に出島の中を一周できてしまい、思った以上に狭いと感じました。私が訪ねたのは人が閑散とし始めた頃ですが、賑わっていた当時はもっと人がいて、ひしめくようだったのではないかと思いました。

 

再現された商館の暖炉は、デルフト焼と思われるタイルで飾られていました。小さいですが庭もあり、そこにはシーボルトが採集してオランダで栽培し、そこから日本に里帰りした植物たちがあり、中には、現オランダ国王が皇太子時代に来日した折に植樹していった物もありました。訪ねたのが冬だったので、見た目には少し寂しかったのですが、色々な種類の植物が小さな一角に収まっていたので、花盛りの時の様子が少し気になりました。最後に、出島の端には教会もきちんと建ててあり、オランダ商人たちが日曜日には礼拝をできるようになっており、禁教令の後も、ここだけは商人が自分達の日常を滞りなく行えるようになっていたのだと思いました。(勿論、オランダはプロテスタントなので、宣教師を送っていたカトリックとは相対する立場だったから許されたとも考えられます)


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