遠藤周作文学館 展覧会 イベント

遠藤周作

西海市の大串、大瀬戸経由で長崎方面を車で向かう途中に外海はある。文学館の住所は東出津町だが、周辺一帯を外海と呼ぶ。遠藤周作文学館の建物はそれほど大きくなく、平屋づくりである。玄関を見て右横にテラスがあり大きな海が広がる。入口に入ると吹き抜けの部屋があって、青いステンドグラスがまぶしく開放感がある。展示室に入ると遠藤氏が実際執筆していた机がある。遠藤周作の生涯をたどる展示があり、丁度切り取ったように壁に窓があり海が見える。展示にまじって粋なはからいである。遠藤氏に関する企画展の展示があって、会期は2年くらいだ。狐狸庵先生としての活躍の展示もある。また、海を眺めることができる小さな部屋に遠藤氏が実際使った碁石があり、碁か打てる。遠藤氏の小説『沈黙』の舞台もこの地外海である。禁教時代の切支丹はこの広大な海を虚しくやりきれない気持ちで眺めたことだろう。文学館から離れているが沈黙の碑もある。時折文学講座や偲ぶ1日の企画もある。外海の夕日は大変美しく、文学館の上にある道の駅からの夕日は大変オススメです。
2015年3月掲載 Byちえぽん(40代女性)