護国山曹源寺 〜岡山藩主池田氏菩提寺の至宝と文化〜

護国山曹源寺 〜岡山藩主池田氏菩提寺の至宝と文化〜

岡山藩主・池田氏の菩提寺、曹源寺に所蔵されている絵画、彫刻、書物、茶道具などが一堂に集められていて、なかなか見ごたえのある展覧会です。池田氏が藩主として岡山藩を治めた一方で、豊かな文化をはぐくんでいった様子がうかがえます。
展示品の中で個人的に特に気に入ったのは、山門彫像です。中央に釈迦如来座像がどっしりと構えていて、左右に善財童子立像と月蓋長者立像が付き添うように並んでいて、さらにその横に十六羅漢が左右8体ずつ並んでいます。十六羅漢はそれぞれ表情やしぐさが違い、見ていて微笑ましい気持ちになれました。落ち着いた感じの釈迦如来と、ちょっとコミカルな十六羅漢。何とも言えない対照の妙があります。
それからこの展覧会では、作品の解説がわかりやすかったです。全体的に平易な言葉使いで簡潔にまとめてあると同時に、必要に応じて制作の背景や道具の用途にもふれていました。主要な作品については、子供向けの易しい解説もありました。

 

By PingPongBooks