大阪歴史博物館

大阪歴史博物館へ

 

大阪への長期出張中の休日、大阪歴史博物館を訪れた。正直に言うと、最初から大阪歴史博物館を目的としていたわけじゃない。
滞在中の宿は、地下鉄の松屋町。比較的中心部だ。勤務先のある梅田近辺には徒歩で通うこともできる場所だ。
だいたい世の中には、おじさん一人でも楽しめる著名な観光スポットは多くない。同様に長期出張に来ている人たちは休日は、宿の部屋で、ウダウダ、あるいは洗濯、掃除などに勤しんでいる。

 

自分も、休日に洗濯などはやるのだが、このまま部屋にこもって休日を終わる・・・なんて生活を続けると精神衛生上よろしくない。ただでさえ、ストレス大目の慣れない土地での出張生活なのだ。

 

天気のいいその日、とりあえず、外には出ようと出発。
目的は定まっていないが、とりあえず、淀屋橋にある東洋陶磁美術館でも見ようか・・・と。それほど固い決心ではない。

 

徒歩通勤では松屋町筋を歩くのだが、休みの日くらい他の道も歩いてみようと谷町筋へ。そこで大阪城と大阪歴史博物館の存在を示す看板を見つけた。

 

あ、いいじゃん、大阪城。天気もいいし、眺めもよさそう。少しは美術品なんかもあるんじゃないかな。

 

NHK大阪ホールとお遍路

 

大阪城より手前になる大阪歴史博物館に入ったつもりなんだが、どうも最初に入ったのは、NHKの大阪ホールだったwあれw
意味不明で可愛さのないブラウン管のお化けのぬいぐるみが迎え入れてくれる。う〜ん。俺は嬉しくない。
その辺の子供は、まあ楽しんでいるからいいのか。しょせん、おじさんはメインターゲットじゃない。

 

1Fのロビーでは、お遍路の写真展をやっていた。無料。ブラウン管のお化けのぬいぐるみは、好みに合わなかったが、これは楽しめた。

大阪歴史博物館と大阪城天守閣

 

NHK大阪ホールと大阪歴史博物館は隣接している。お遍路の写真展の後、大阪歴史博物館の受付へ。
チケットは、大阪歴史博物館単独の他、大阪城天守閣とのセット割引のチケットもある。セットを購入し入館する。
有効期間は半年(だったと思う)。
その日に両方見る予定の人には関係ないだろうけど、この長い有効期限はありがたい。

 

大阪歴史博物館の展示

 

最上階から展示スタートだが、まあ、一番上は、難波宮跡や、周囲が見渡せることが最も大きいかな。

 

難波宮跡の発掘についての解説は、楽しめた。生涯かけた研究者の業績へ件名も受けた。

 

一方、江戸東京博物館もそうだが、実物大の模型があって、往時の雰囲気の演出がなされている。
意見はいろいろあるんだろうが、あんまりここまでやる必要性は、俺は感じない。もっと他のことに予算を使ったほうが、内容が濃くなるんじゃないかなぁ。

 

まあ、好みの話はおいといて、難波の話も含め、展示の解説は時代を追って大阪の歩みと「土地の成り立ち」が俯瞰できた。上町台地、難波宮、石山寺、豊臣、徳川、近代
長期出張で土地勘のない大阪にきて日にちも浅い。普段は、宿と勤務先の往復。多少は外食でルートを外れるが、ほとんど街を見ていない。川、坂、町割りなどの経緯と理由が、知識として少しわかると、通勤の間に目にするものも、見方が変わってくる。

 

残念だったのは、これで少し土地勘というか、この地での方向感覚がついたところで、もう一度最上階にあがって、知識と景色をマッチングさせたかった。まあこれは後日、あべのハルカス美術館で、ある程度実現できたのだが。

 

人に勧められる博物館かと言われると、まあ、わりといいんじゃないか。俺には無駄と思える実物大展示も、子供連れでもいいだろうし、じっくり大阪の歴史や成り立ちを学ぶにも、入口としてはいいと思う。

 

結構しっかり見て、大阪歴史博物館だけで2時間くらいはいただろうか。
そのあと大阪城に向かったが、広い敷地の入口にあるベンチに座り込んだら、もう見に行く元気がない。普段ならそんなことはないのだが、慣れない土地での長期出張生活で、けっこう疲れはたまっていたようだ。
大阪城天守閣とセットのチケットは、半年(だったはず)の間有効なので、無理せず後日にしようと、帰路についた。
この当日限り有効・・・じゃないチケットは、なかなかありがたい。

 

尚、大阪城へは、半年どころじゃなく翌日にいったw。


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