国立国際美術館

もともと好みの作品ではないが、チケットもあることだし観に行くことにした。個人的にはベラスケスのラスメニーナスを題材にした作品がやはりおもしろい。確か京都のPARASOPHIAにも出品していた作品だ。また、第2部には70分の映像作品があった。あまり映像作品を観るのは得意ではないが、意外と面白くほぼ全て観てしまった。森村はエンターテイナーの要素が強い方の作家だと認識しているが、そのためやはりわかりやすく、飽きずに観られるのだと思う。最もこれには起用された映像作家、藤井ひかりのチカラもあるが。映像作品の中でもベラスケスのくだりが興味深かった。しかしながら、この中に登場したキャラクター立ちした画家たちは全員、森村自身であるのだろうと感じた。「私」とは何か。そのような問いを投げかけるいい作品だと思う。総じて、力の入ったいい展覧会だったと思う。
ftftft ( 30代女性 ) 掲載:2016/8


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