国立民族学博物館

大阪市で「見世物」をテーマにした一風変わった展覧会が行われています。私のような平成生まれは見世物を直接見たことはもちろん、テレビで見たことすらありません。なので、内心わくわくしながら足を運んだのです。中に入ってみると、人間ポンプの映像や蛇女の口上が流れていたりと、何とも奇妙な感じがしました。きっとこの感覚が見世物小屋を訪れた人々が抱いた感情なのかもしれません。こういう見世物があったのだということを知ることができるという意味で、とても貴重な展覧会だと思いました。ただ、特別展と銘打つわりには展示の仕掛けが乏しく、映像の荒さなど気にかかる部分も少なくありませんでした。せっかくの「見世物」なのですから、大阪らしくもう少し楽しい工夫をしてほしかったです。展覧会の図録は資料としては価値が高いと思いますので、買って損はないでしょう。
平八郎 (20代男性) NOV 2016


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