大阪市立美術館

2000年に開催された「フェルメールとその時代展」は私の人生ではじめてフェルメールの絵画と対面した展示会で今でもはっきりと覚えています。夏の暑いさなか、1時間半待ちでやっと館内に入場でき中でも人の波に押されながら展示をみていると、ついにその時はやってきました。人ごみの向こうには暗い舞台でスポットライトを浴びているかのごとく、暗いバックの中佇む可憐な少女の絵画がそこにはありました。有名な「真珠のネックレスの少女」でした。その表情はなにかものいいたで、でも永遠に言葉を発することのない一瞬を切り取った表情に私は吸い寄せられました。あんなに目が離せなくなったのは後にも先にもあの瞬間をこえるものはないと思っています。そのくらい魅力的な絵画だったことは15年たった今でもはっきりと覚えています。残念ながら人の波に押されてじっくりと眺めることはできませんでしたが、後ろ髪をひかれつつ、何度も振り返ってその絵を見ていたあの感動は生涯忘れることはないと思います。
By なー(30代女性) 2015/6掲載


可憐な少女の絵画 フェルメールとその時代展 大阪市立美術館関連ページ

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