大阪市立美術館

会社に勤めていた頃、リフレッシュ休暇なる制度を利用して、ある日大阪市立美術館で開催の岸田劉生展へうかがいました。お目当てはやはり麗子像でしたが、麗子像も麗子の成長に伴い劉生が描き方を変えていくのがわかり、新鮮な感じを受けたことを覚えています。ごく初期はリアルなタッチで普通にかわいらしい幼女として描かれていましたが、麗子が成長するにつれ、あの不気味な目の細い麗子に変わってゆきました。その頃の麗子の写真がパネル展示されてましたが、いたって普通の女の子でした。わが親に不気味な顔に描かれていたその頃の麗子の心境たるやいかがなものかと。最後に描かれた麗子は、成長して日本髪を結ったものでした。これは普通に美しいもので、同時にパネル写真での、当時の麗子もあり、美人になるもんだなあとまたまた驚いたものです。ちなみに私の絵画彫刻鑑賞スタイルは、近くで観て離れて観て普通の距離で観て、と望遠方式です。
茶利 ( 50代男性 ) 掲載:2016/8


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