蕨市立歴史民俗資料館

川口市在住の工芸作家・福島哲郎氏が制作した行灯と、同じく川口市在住のイラストレーター・うさみのぶこ氏によるイラストの2人展です。
うさみ氏のイラストはシンプルで、ほのぼのとした温かさがあって、どこかユーモラスな感じでした。見ていて気持ちがなごみます。福島氏の作品は、蛇の目傘の形や竹をくり抜いて作ったものなど、ユニークな形の行灯が目を引きました。またうさみ氏のイラストをもとに福島氏が行灯に仕立てたコラボ作品は、日本的な絵柄の行灯にはない新鮮さがありました。
ところで私が着目したのは、お二人のキャリアです。二人とも中高年になってから本格的な制作活動を始めました。でも定年退職後、あるいは子育てを終えた時点でゼロからスタートしたわけではありません。仕事や学校行事などを通じて下地を作っていたのです。新しいことを身に着けてものにする難しさを、改めて認識させられました。

 

Lisa Aoki Dec 2017


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