川口市立アートギャラリー・アトリア 展覧会 イベント

受付を済ませて展示室Aに入ると、川口市内の小学校5年生が校庭の樹木を墨と筆で描いた作品が、展示室いっぱいに広がっていました。それぞれの作品に、描いた人の個性がよく表れています。
この企画展は、川口市内の小中学校でアーティストが図工・美術の時間に特別な授業を行うアーティスト・イン・スクールの成果を発表するものです。2006年のアトリアの開館時にこのプログラムが始まり、今回で13回目を迎えます。図工の時間に画家から水墨画の表現技法を学ぶとは、何ともうらやましいばかりです。本人たちにとっても、きっとよい経験になったと思います。
展示室Bとスタジオには、小学生に指導を行った浅見貴子氏による作品が展示されていました。こちらは木をモチーフとしていながらも、抽象画のような感じです。伝統的な山水画や静物画、あるいは人物画とは違った味わいがありました。
さらにホワイエには、小学生が校庭の樹々を描いた小さめの紙を浅見氏がパネルに貼り合わせた作品や、小学生が試し描きした紙を集めて樹木に見立てた立体物が展示されていました。これこそまさに、小学生と画家によるユニークなコラボといえます。
さてこの企画展に足を運んだきっかけは、都内の美術館でチラシを手に入れたことです。ユニークな試みであるとともに、自分の知らなかった川口の一面を見たような気がします。

 

Lisa Aoki 2018


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小学生と画家によるコラボがユニーク 「樹々あそぶ庭々」 川口市立アートギャラリー・アトリア(埼玉県川口市)関連ページ

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