MIHO MUSEUM

MIHOミュージアムに「バーネット・ニューマン―十字架の道行き」という抽象画を見にいきました。この作品群は、人間一人ひとりの苦悩をキリスト教的世界観を超越して、表現したものであると感じました。ベージュの背景に描かれた白と黒は、「善」と「悪」を現しているように思います。黒く縦のラインは、十字架の柱を意味していると考えられ、白と黒が明確に分けられた画もあれば、黒の部分から、意図的に白の部分にはみ出している作品もありました。この作品を私は、人間の世界において、現在、善と悪が混じりあっていることを示していると理解しました。また、十字架の黒いラインの中に、白のラインが入っている作品がありましたが、これは、イエス・キリストが磔にされた際にも彼の主観の中には、「善」が存在したと捉えることができました。大きく展示された「存在せよ」の画は、黒い十字架の柱が右端に追いやられ、左端には、茶色のラインがありました。私はこの茶色の部分を土地と考え、その真ん中の広い白の部分に、人間が「我思う故に我有り」として存在していると思いました。
By YM(30代男性) 2015/4掲載


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