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シェイクスピアといえば日本でも根強い人気を誇る劇作家です。今回の特別展はシェイクスピアを日本がどのように輸入し、そしてどのように世界に発信していったのかを明らかにする、意欲的な特別展となっています。第2部となる今回は1980年以降の現代舞台におけるシェイクスピアがテーマとなっています。野村萬斎の狂言風のシェイクスピアをはじめ、蜷川幸雄の『マクベス』をはじめとしたシェイクスピア劇に関する紹介があり、シェイクスピアの劇が日本にしっかりと根付いていることを感じさせます。特筆すべきは、シェイクスピアを狂言風にしたり、『マクベス』の世界を仏壇を中心にして日本的な価値観へ取り込むなど、シェイクスピアの日本化とも言える現象が見られることです。これは良いものを自分たちの価値観でより良いものに変えていこうとする営みであり、「芸術」とは本来こういうものなのだと感じました。今回の特別展ではワダミエが制作した衣装も展示されており、舞台衣装の面でも貴重な特別展と言えます。
イルマリ (20代男性) NOV 2016


沙翁復興 ― 逍遙からNINAGAWAまで (早稲田大学坪内博士記念演劇博物館)関連ページ

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