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メディチ家に伝わる宝飾品・工芸品と、主要人物の肖像画を中心とした展覧会でした。作品はほぼ時系列に展示されていて、展示作品リストの最後には家系図が載っていて、解説には作品にまつわる人物のエピソードも盛り込まれていたので、世界史に疎い人でもわかりやすく、かつ親しみやすい内容だったのではないかと思います。
私が行ったのは平日の午後でしたが、来館者はほどほどに多く、しかもさまざまな年代の人がいました。多くの来館者を集めることができたのは、主催者側の工夫や配慮のおかげだといってもよさそうな気がします。
圧巻だったのは、貴石(オニキスなど)で作られたカメオです。金に七宝や宝石をちりばめ、趣向を凝らしたデザインのフレームの中に、精巧に彫られたカメオがあります。展覧会ではこうしたカメオが数多く展示されていて、メディチ家の富と権力の大きさがうかがえました。
惜しかったのは、解説が低い位置にあり、文字も小さかったことです。多くの人が体をかがめて、時間をかけて解説を読んでいました。このために人の流れが滞ってしまうこともありました。企画や展示そのものがすぐれていただけに、この点さえ改善すれば、本当に素晴らしい展覧会になったと思います。
さてこの展覧会には、ユニークな割引制度がありました。パール(人造でもよい)を身に着けて来館すると、入館料が100円引きになるのです。そこで私はパールのピアスを着けて割引を受けました。割引金額は100円でしたが、展示作品の豪華さや解説の充実ぶりを考えると、かなり得をしたような気分です。

 

By あおきリサ 掲載:2016/7


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