東京富士美術館

「ピーターラビット展」は、2016年に東京・渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで開催されたときに行ったので、今回が2度目です。原画はいつ見ても飽きないし、物語はいつ読んでも面白いです。会場の東京富士美術館はJR八王子駅からバスで15−20分程度のところにありますが、そうした立地条件のおかげで、都会の喧騒を忘れてゆったりした気分で作品を楽しめました。
今回は音声ガイドを利用しました。俳優のディーン・フジオカさんによる解説はとても丁寧で、作品が出版されたときのエピソードなど、展示にないことにもかなりふれていました。何となく作品を眺めるよりも、ずっと深く面白く味わえるような気がします。
今回特に着目したのは、作者のビアトリクス・ポターの人生です。ビアトリクスの父が絵付けした皿、弟のエッチング、母が使っていたパレットなどが順路の後半に展示されていて、ビアトリクスが裕福な家庭に生まれ、芸術を身近にして育ったという環境がうかがえました。ビアトリクスが絵本作家として、自然保護活動家として、そして実業家として活躍したのは、こうした環境の影響が大きいように思いました。

 

Lisa Aoki


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