永青文庫

永青文庫

住所・所在地

〒112-0015 東京都文京区目白台1丁目1-1

電話番号

03-3941-0850

開館時間

10:00〜16:30

休館日

月曜日

料金

大人800円 高・大学生400円
中学生以下無料

駐車場

 

交通アクセス

電車・バス

JR目白駅前より都営バス新宿駅西口行き
「ホテル椿山荘東京前」下車 徒歩3分
東京メトロ 副都心線「雑司が谷駅」下車 
出口3より徒歩15分

興味マーク

 

URL

http://www.eiseibunko.com/

 

創立者 細川護立


永青文庫記事一覧

中国陶磁になじみのない人でも取り付きやすい内容 「細川家と中国陶磁」 永青文庫の創立者で細川家16代の護立が蒐集した、中国陶磁を一堂に集めた企画展です。4階には漢時代(前2−1世紀)から金時代(12−13世紀)、3階には明時代(15−17世紀)から清時代(17−19世紀)にかけて作られた陶磁器が展示されていて、2階には金時代から明時代にかけて作られた茶道具が展示されていました。観覧者は4階・3階・...

4階に仙高フ作品、3階に茶道具、2階に文房四宝が展示されていて、フロアごとに作品の個性の違いが楽しめるような構成になっていました。まず4階で仙高フ作品を鑑賞しました。作品の個性を生かし、全体的に親しみやすい構成だったといえます。特に仙高フ絵のキャラクターに吹き出しをつけて、その中に解説を載せるという演出が面白かったです。展覧会の紹介文にある「ゆるカワ」「脱力系」をそのまま具体化しているようでした。...

細川忠興ゆかりの品々の展示には、戦国武将らしく第一展示室には鎧兜や愛刀が並べられていました。細川忠興と言えば有名なのが妻の細川ガラシャ、彼女の死後、追悼の意を込めて作らせたという花の模様の彫られた教会用の鐘が、ちょうど鎧兜を向かい合うように配置してありました。妻のためとはいえ、ずいぶん可愛らしい物を作らせたお方だなと思い、他の展示室に行くと、細川忠興本人が札を書いた百人一首、美しい装丁の古今和歌集...

現在の細川家の祖にあたる細川幽斎(藤孝)・三斎(忠興)父子をはじめ、16世紀後半から17世紀前半にかけて活躍した武将茶人にゆかりの茶道具を中心とした展示でした。解説も充実していて、読んでいると細川幽斎・三斎父子をめぐる、当時の人間模様がまざまざと現れるような感じがしました。ほの暗い展示室にやや間隔をあけて置かれている茶道具を見ると、武将茶人たちが3畳間の茶室で、茶をいただきながら談笑あるいは議論し...

休日に友人たちと第1期展示を見てきました。永青文庫は現代的なホワイト・キューブではなく明治時代の邸宅のお部屋なので、展示室そのものもなかなかに雰囲気があります。キービジュアルにもなっている「龍虎図」がそれぞれに愛嬌のある表情を見せていてとても楽しく拝見することができました。リサ・ラーソンのようなデフォルメされた猫(仙高フ作品は猫のような虎)が、19世紀に禅僧によって描かれたのは不思議な感性の繋がり...

「江戸川橋の桜がきれいだよ」知人からこのように聞いたので、江戸川橋から神田川沿いを歩いて、満開の桜を見ながら永青文庫へ向かうことにしました。桜はまさに見頃で、花をぎっしりつけた枝が川面に差し掛かる様子は風情がありました。首都高があるために殺風景になってしまうのではないかと思いましたが、意外なことにそうではありません。むしろ周りの景色に埋もれていたような感じがありました。今まで知らなかった桜の名所を...

「国宝の刀 ―伝えられた武士の心」を見に行きました。日本刀というと、私は時代劇で見る程度のイメージしかなく、実際に展示品を見て特徴や作風に関する説明を読んでもさっぱりわかりませんでした。でも日本刀がさまざまなパーツ(柄[つか]、鞘[さや]、鐔[つば]、目貫[めぬき]、笄[こうがい]、小柄[こづか]など)から構成されていることや、それぞれのパーツを作る職人がいて、技法も確立されていて、趣向や工夫を凝...

もともと大英博物館での開催を機に世界中で人気を博していましたが、皮肉なことにその発祥の地である日本では「春画」に対する不理解などの理由から長らく開催が困難とされてきました。しかし、2015年9月にようやくこの永青文庫美術館の協力を得て私たち日本人の目に触れることが出来るようになりました。実際に会場へ入ってみると、意外にも女性の鑑賞者が多いことに驚かされます。特に、女性のお友達同士で来ている方が多く...

この展覧会はさまざまなメディアで取り上げられていたので、是非とも行ってみたいと思っていました。しかしながら扱う題材が題材だけに、一人ではどうしても行く気にはなれなかったのです。結局、混雑を覚悟で日曜日に夫と2人で行ってきました。到着したのは正午ごろでしたが、並んだり待たされたりすることなく、すぐに会場に入れました。展示室には人があふれかえっていましたが…。夫婦、カップル、または同性の友人同士で来場...

大英博物館をはじめ、海外の名だたる美術館・博物館で展示されていながら、日本ではまとまった展示がされていなかった春画。そんな春画が永青文庫に集められました。春画と言えば、卑猥だとか性的だなどと批判されることが多いのですが、今回の展示はそのような思い込みを打ち壊してくれます。そもそも、春画は蔵の火事を防ぐ魔除け的な役割を果たしたり、大名の嫁入り道具の1つでもあったそうです。このような背景を持つからか、...

刀剣女子という言葉が流行りだしてから、日本刀剣に興味を持つ人が増えてきました。今回の展示会もそのような層をターゲットにしていたのかもしれません。細川家に伝来する武器武具を展示しているだけあって、どの展示品も逸品であることが一目で感じられます。一振り一振りの地金や刃文の美しさ、さらには拵えや鍔に至るまでの装飾品に贅が凝らされているのは、さすが細川家と思わずにはいられませんでした。また刀剣の知識がなく...

千利休と武将でありながら茶に造詣の深い人物が所有していた名品を、茶入を中心に展示している展示会です。展示されている品々はどれも決して大きなものではないのですが、なぜかしっかりとした存在感を持っています。永青文庫の厳かな内部と合わさって、展示品の魅力が際立つような気さえしました。一つ一つをじっくり見ていくことで、その作品がどのように作られて、そして使われていたのかを想像するのも、この展示会の楽しみ方...

永青文庫美術館で開催された「春画展」の、本展示自体も圧巻でしたが、鑑賞後のミュージアムショップもまた独特の雰囲気があり、印象に残りました。まず、ショップに入ると目に入るのが、5センチ以上もあるかと思われる図録です。本展示ではかなりの作品数が展示されていましたが、おそらくその全内容が網羅されているであろう図録が大テーブルに所狭しと並んでいました。しかも使用している紙はかなり分厚いしっかりしたもので、...

今回の企画展では、4階は熊本城の写真や絵図、3階は江戸時代の熊本城に関する資料、2階は九曜紋(細川家の家紋)を配した工芸品が中心の展示となっていました。永青文庫では4階、3階、2階の順で展示を見るようになっています。展示全体から、学校の教科書からは学べない熊本城の歴史を改めて学ばせていただきました。熊本とつながりの深い、永青文庫ならではの企画といえます。特に印象に残ったのは、熊本城の写真です。20...

永青文庫の創立者である細川護立が蒐集した、近代の画家の作品を中心とした展示です。全体として、「人が何と云おうとよいものがよい」という細川護立のゆるぎない信念が表れているような内容だったと思います。特に横山大観の肖像画を描く「横山大観写生の会」に関連した作品や資料からは、日本画・洋画のジャンルを超えて画家たちと護立の親しい交流ぶりがうかがえました。さらに梅原龍三郎や横山大観などによる手拭の下図、五代...

4階の展示室に入るとすぐ、長谷川等伯の大きな障壁画に圧倒されました。重要文化財に指定されている「商山四皓図」と、同じく重要文化財の「松鶴図」で、どちらも8面から成る水墨画です。色彩を抑えていてシンプルな構図ながらも、「商山四皓図」では高士と唐子が、「松鶴図」では鶴が生き生きと描かれているあたりに迫力を感じました。まさにこの展覧会の目玉、見どころといえます。3階の展示室では細川幽斎にまつわる文書や武...

江戸時代後期の僧・良寛の書を中心とした展覧会です。良寛の筆跡は柔らかい感じで、茶色やカーキ色といった渋めの色合いの表具との組み合わせが絶妙でした。しかしながら書の心得がないために鑑賞のポイントが全くといってよいほどつかめず、解説の中に「凛とした」「高雅な趣」「伸びやか」といったコメントがあっても、どうしてそういえるのかがわからないままに終わってしまいました。展示品のほとんどが書なので、心得のない人...

大名家の暮らしや文化にまつわる美術品を集めた展覧会です。4階の展示室には具足、陣羽織及び絵画、3階には調度品、香道具、茶道具、そして2階には能面、楽器、帯が展示されていました。このうち特に珍しいと思ったのは、香道具一式と婚礼調度品です。香道具については、そもそも香道になじみがないうえに、他の美術館で見たことがあるのは香炉だけだったので、大変貴重なものを見せていただいたような気がしました。また香を聞...