永青文庫

 

永青文庫の創立者である細川護立が蒐集した、近代の画家の作品を中心とした展示です。全体として、「人が何と云おうとよいものがよい」という細川護立のゆるぎない信念が表れているような内容だったと思います。特に横山大観の肖像画を描く「横山大観写生の会」に関連した作品や資料からは、日本画・洋画のジャンルを超えて画家たちと護立の親しい交流ぶりがうかがえました。さらに梅原龍三郎や横山大観などによる手拭の下図、五代清水六兵衛作・横山大観絵付・細川護立賛の茶碗など、ユニークな作品もそろっていました。
このほか印象に残った作品としては、横山大観・下村観山・竹内栖鳳「観音猿鶴」があげられます。シンプルさをとことん突き詰めたように鶴を描いた大観、気品あふれる観音像を描いた観山、毛並みや体温をそのまま再現するように猿を描いた栖鳳と、三者の個性が際立っていて迫力があります。それでいながら三者の個性がぶつかり合うことなく、うまい具合に調和が取れていました。

 

Lisa Aoki 2017


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画家たちとの親交と、細川護立の信念が伝わる展示内容 「細川護立と近代の画家たち」 永青文庫(東京都文京区)関連ページ

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夏期展 歌仙兼定登場 (永青文庫)
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春画展のミュージアムショップについて (永青文庫)
春画展」の、本展示自体も圧巻でしたが、鑑賞後のミュージアムショップもまた独特の雰囲気があり、印象に残りました。まず、ショップに入ると目に入るのが、5センチ以上もあるかと思われる図録で
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学校の教科書からは学べない熊本城の歴史を改めて学ばせていただきました。熊本とつながりの深い、永青文庫ならではの企画