五島美術館

五島美術館

住所・所在地

〒158-0093 東京都世田谷区上野毛3-9-25

電話番号

03-3703-0661

開館時間

10:00〜17:00

休館日

月曜日(祝日の場合は翌日)
展示替期間・夏期整備期間
年末年始

料金

大人1000円 高・大学生700円
中学生以下無料

駐車場

 

交通アクセス

電車・バス

渋谷駅から東急東横線で自由が丘駅
東急大井町線から上野毛駅、下車
徒歩で美術館へ

興味マーク

 

URL

http://www.gotoh-museum.or.jp/


五島美術館記事一覧

盛りだくさんな内容 「館蔵 近代の日本画展」茶室の特別公開日に行ってきました。茶室を見学し、庭園を散策し、展示室1で日本画と印材を鑑賞し、展示室2で仏教関係の書物や江戸時代の外交文書などを眺めました。改めて振り返ってみると、実に盛りだくさんな内容だったと思います。特に印象に残った作品は、川合玉堂筆「焚火」です。晩秋から初冬にかけての時期に落ち葉や枯れ枝などを燃やしている様子を描いた作品で、白い煙が...

展示作品の制作時期は古代から近代までと幅広く、ジャンルも絵画、陶芸、工芸品、織物、本などさまざまでした。それでいながら作品は何らかの動物を題材にしたものばかりで、展覧会全体に一貫性が感じられました。作品の配置もかなり工夫していて、展示室1には陸と空の動物を題材にした作品、展示室2には海と川の動物を題材にした作品を展示していました。多くの館蔵品の中から「動物」をキーワードに作品を選び、さらに一定のテ...

この展覧会を一言で表せば、通好みだったといえるでしょう。そもそも茶道具がなじみのない人にはとっつきにくいのに加えて、私が行ったときは館内が比較的空いていて、じっくり鑑賞する人が多かったのです。私は昨年の同じ時期に、やはり茶道具の展覧会に行きました。でも昨年とは違った趣向があり、五島美術館の茶道具の充実ぶりを改めて実感しました。特に2016年は丙申ということで、猿を描いた絵や、丙申の年(1956年)...

展示室1では実際の茶会で使われた道具が一通り揃えてあって、茶碗などに比べると目が行きにくい道具―炭取、灰器、灰匙、釜敷など―も展示していたのがよかったです。また茶室の立体図面を展示していたところもユニークだったと思います。展示室2では茶箱や茶籠に仕組まれた道具が展示されていました。箱または籠に入れて持ち運べるように、道具は全体的に小ぶりでしたが、それぞれに趣向が凝らされていて見ごたえがありました。...

この美術館には、庭園散策が目当てで行きました。2月に行ったときに初めて庭園を散策して、癒されるような、リセットされるような気持になれたことから、違う時期にまた行ってみようと思ったのです。庭園ではアジサイがちょうど見ごろを迎えていました。木々の緑とアジサイの花の青紫が、見事なコントラストを形成していて、前回散策した時とは違った趣を見せています。またアジサイの時期の庭園と、企画展で展示していた近代日本...

展示品の多さと解説の充実ぶりには、とにかく圧倒されました。展示品は140点以上ありました。私が今までに見た五島美術館の展覧会の中でも、一番見応えがあったといえます。展示品の配置もわかりやすかったです。美術館には展示室が2つあり、展示室1では一休本人や交流のあった人々の作品を中心に展示していて、展示室2では江戸時代以降の一休伝説に関する作品が主でした。展示室によってテーマがはっきり分かれていたので、...

五島美術館所蔵の作品を中心とした展覧会でした。私が行ったときは国宝「紫式部日記絵巻 五島本第一・二・三段」が展示されていた時期で、作品の前に人だかりができるほどの盛況を見せていました。美術館には展示室が2か所あって、展示室1には絵画・書跡、展示室2には陶芸作品が展示されていました。展示室1は、全体的に混み合った感じでした。作品解説の文字がやや小さかったうえに、目線よりずっと低いところにあったのです...

「存星」と呼ばれる漆器を、古い作品から時系列に展示した展覧会です。時代による作風の変化がわかるような展示になっていて、物事が変化するプロセスを見ることが好きな私としては、楽しく鑑賞できました。13世紀頃の作品は凹凸感があり、色も抑え気味で素朴な感じがしました。でも時代が経つにつれて、凹凸が薄れて平坦になる一方で図柄がきめ細かくなり、色彩が豊かで鮮やかになるような感じです。この展覧会には、割引キャン...

※瓷華明彩 しかめいさい の「し」は、「次」の下に「瓦」を書きます。1. 環八通りこの展覧会に行った際、よくも立て続けに同じようなことを繰り返したものだと、我ながら苦笑してしまうことがありました。まず、東急大井町線の上野毛駅を出て五島美術館に向かう途中、環八通りを渡ったときのことです。「そういえば…」と、あることを思い出しました。実は美術館に行く数日前に、車で赤羽(東京都北区)から志村(東京都板橋...

1.入会した理由五島美術館の「美の友会」に入会しました。「館蔵 夏の優品展 ―動物襲来―」に行ったときのことです。入会した理由は、年会費が4,000円とリーズナブルで、特典が充実していることです。主な特典としては、展覧会の無料観覧、特別展での講演会の無料聴講、他の美術館の入館料割引、各種講座の受講などがあります。年4,000円の会費でこれだけの特典が受けられる友の会は、そうそうないと思います。他の...

今回は、庭園の紅葉を目当てに訪れました。紅葉の時期に庭園を一度散策してみたいとずっと前から思っていて、ようやく実現したのです。庭園のモミジは、思っていたよりもずっと立派でした。幹が太く、枝を広い範囲に広げている木が多く、紅葉も見ごたえがありました。見事な紅葉を見ながら、高低差があって迷路のような散策路を歩くのは、とにかく楽しかったです。飽きるとか、疲れるという感じが全くありませんでした。私が行った...

五島美術館では毎年12月から2月にかけて「茶道具取合せ展」を開催しています。私が行ったのは前々回、前回と続いて今回が3回目ですが、展示は毎年趣向を変えていて、館蔵の茶道具の充実ぶりにはとにかく感心させられるばかりです。茶会を催すときに、会の趣旨や客層に合わせて使う道具を選ぶ面白さが、展示を通して伝わるような気がします。今回の展示では解説が平易で、茶の湯になじみのない人にもわかりやすい内容だったと思...

展示作品に添えられた解説には作品の特徴、製法、その時代における作風などがとても詳しく書かれていました。解説だけで1冊の本ができそうな感じです。解説をじっくり読みながら作品を鑑賞すれば、それなりに勉強になります。さて解説はとても詳しい反面、素人にはやや難しいような気もしました。でも解説を読まずに、作品を見た通りに感じ取るという鑑賞の仕方でもよいと思います。作品は時系列に展示されていて、作られた時代ご...

その日は午後1時ごろに美術館に到着して、まず庭園を散策しました。5月に庭園を散策したのは初めてで、私が行ったときはキショウブが花盛りで、ダイダイがたわわに実っていました。次に友の会会員向けの月例美術講座に参加しました。古文がある程度わかり、かつ茶道具や茶会に関する知識が必要なので、難しいながらもどうにかついていくような感じで講義を聞いています。その後閉館時間の5時まで展示室で作品を鑑賞しました。時...

料紙に焦点を当てた、ユニークな企画展です。展示されていたのは写経や古筆が中心でしたが、使われている料紙は雲紙、染紙、雲母刷などさまざまで、書の心得がなくても、紙そのものを楽しむといった感じで鑑賞できました。また料紙になじみのない人でも鑑賞できるように、出品目録に加えて、料紙に関連した用語集も配布されていました。特に面白かったのは古写経手鑑「染紙帖」です。古写経でありながらさまざまな装飾料紙を使って...

展示室1では、大般若経(大般若波羅蜜多経)の写経と、禅僧の書画を展示していました。大般若経については内容を全く理解できず、解説を読んで実際の作品を見ても書風の特徴はわかりませんでしたが、先人たちが多大な労力をかけて書写し、後世に伝えようと努力した跡がうかがえました。一方禅僧の書画については、特定の制作年代、特定の作者の作品に偏らず、バラエティのある内容だったと思います。特に墨跡は字数の多い作品が主...

受付を済ませると、まずロビーに設置されたショーケースが目に入りました。中に展示されていたのは龍文七宝大香炉。この場所で展示作品を見たのは初めてです。9色の龍を配した、色鮮やかで格調高いデザインの香炉は、ロビー全体に華やかな雰囲気をもたらしていました。過去の展覧会にはなかった演出といえます。この展覧会では、展示作品の見せ方に工夫がありました。大きなショーケースでサイズの小さい作品を展示するときは、見...

毎年12月から翌年2月にかけて開催される、茶道具の企画展です。「志野茶碗 銘 梅が香」「青磁鳳凰耳花生」「乾山色絵菊文向付」「伊賀沓形小鉢」といった、過去に何回か見たことのある茶道具を目にすると、「また五島美術館へ来た」という実感や安心感が持てます。古い知り合いに久しぶりに会うような感じです。またこの企画展では、炭斗(炭取)、灰匙、灰器、釜敷など、他館の茶道具の展覧会ではめったに見られない道具を展...

中国の陶磁器については、しばらく前に友の会の講座を受けたことがありました。そのときは話の内容が難しくてさっぱりわからず、ついていくのが大変でした。ところが今回、展示作品を実際に見て、解説を読んでみたら「なるほどこういうことだったのか」と納得できるような気がしました。特にどの時代にどの窯が栄えたか、その窯で作られた作品にはどのような特徴があるか、といったことがわかったのは大きな収穫といえます。例えば...

詩歌や物語を題材とした書画を集めた展覧会です。絵画や書だけでなく、和歌にちなんだ茶道具や文房具も展示されていたので、バラエティもボリュームもある内容でした。特に興味深かったのは、源氏物語関連の展示です。源氏物語絵巻のオリジナルと復元模写が並べて展示してあり、両者を見比べられるようになっていました。復元模写の作品は、オリジナルの色あせた部分や形がわからなくなった部分を、科学調査による成分の分析結果を...

近代の日本画家による、風景画を中心とした展示でした。2018年は横山大観の生誕150年にあたることもあって、展示品には大観の作品が多かったです。展示されていた日本画39点のうち、16点を占めていました。表立って大観をテーマに掲げていませんが、この展覧会の実質的な主役は大観の作品だったといってもよいでしょう。日本画で特に印象に残ったのは、大観の「水温む」です。全長40メートルに及ぶ大作「生々流転」と...

筆、墨、硯など文房具を多数集めた、他の美術館にはないユニークな企画展です。文房具を鑑賞するという経験がほとんどなかったため、今回は「文房具の見かた」というテーマのギャラリートークを聞くことにしました。少しでも鑑賞の役に立てば、と思ったからです。学芸員の話は案の定難しく、ついていくのが大変でした。特に硯や拓本の話は、スライドを見ていてもちんぷんかんぷんです。ところが印材の話になったとき、学芸員がこん...