畠山記念館

畠山記念館

住所・所在地

〒108-0071 東京都港区白金台2丁目20-12

電話番号

03-3447-5787

開館時間

4〜9月10:00〜17:00
10〜3月10:00〜16:30

休館日

月曜日(祝日の場合は翌日)

料金

大人500円 大高生350円

駐車場

あり

交通アクセス

電車・バス

都営浅草線・高輪台駅・A2出口を左折、徒歩5分
東京メトロ南北線・都営三田線、白金台駅
1番出口、徒歩10分

興味マーク

 

URL

http://www.ebara.co.jp/csr/hatakeyama/


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畠山記念館記事一覧

個性的な意匠の茶道具と、数々のエピソードが面白い 「生誕百五十年 原三渓 ―茶と美術へのまなざし」庭園の紅葉がどんな様子になっているかを楽しみにして行ったら、赤く色づく途中の段階でした。ところどころに鮮やかな赤い葉があって、それが程よいアクセントになっていました。庭園全体が真っ赤に染まるのは、もう少し先のようです。今回の企画は、横浜の実業家・原三渓の旧蔵品の展示です。茶の湯の愛好家としても知られる...

茶の湯になじみのない人に少しでも親しんでもらおう、という主催者の意図がよく伝わる展覧会でした。展示作品そのものや、「抹茶」「名物」「伝来」など茶の湯に関するキーワードについては丁寧な解説がありました。また茶道具の部分の名称(茶碗でいえば「高台」「見込」など)や、次第(しだい:茶道具の付属品。袋や箱など)についても図を用いてわかりやすく示していました。実は茶碗や茶入の次第一式を見たのは、今回が初めて...

「天下人の愛した茶道具」に行くのが2回目となる今回は、展覧会よりも庭園の紅葉が目当てでした。まず門を入ると早速紅葉が目に留まりました。大きなモミジの木は紅葉をたくさんつけて、来訪者を門で出迎えているようです。中に入ると、あたり一面に紅葉が広がっていました。畠山記念館のように庭全体で紅葉を楽しめる場所は、そうそうないと思います。紅葉は同じ木でも見る角度を変えると違った味わいがあるので、見ていて飽きま...

信長・秀吉・家康といった天下人にゆかりの茶道具や絵画、書などを集めた展覧会です。展示品のほとんどが15−17世紀に作られたもので、近代に作られた懐石道具などは一切展示されていなかったので、年月を経た道具が醸し出す重みや渋みといったものが展示室全体に感じられました。特に印象に残ったのは、「井戸茶碗 銘 信長」です。貫入の現れ方や口縁の修復跡などから、使い込むほどに愛されて、大切にされてきた様子がうか...

1. 躑躅(つつじ)図この展覧会に行こうと思ったきっかけは、日本経済新聞のコラム(2016年5月3日付)です。コラムには、期間限定(4月26日から5月8日まで)で展示している尾形光琳作「躑躅図」について、「ひしめくように咲き競うばかりがツツジの美ではないらしい」というコメントがありました。そこで実際の作品がどんな感じなのかを見たくなって、畠山記念館に足を運んだというわけです。実際の「躑躅図」は、全...

畠山記念館の門を入ると、庭園の見事な紅葉に目を奪われました。まるで茶会に来た客を出迎えているようです。「いつの間にか紅葉のシーズンが来たなあ」と思わず感慨にふけるとともに、都心で紅葉が見られるのは意外な感じがしました。今回の展示は「織部好み」と呼ばれるデザインの茶器が中心です。私は織部というと、武骨なイメージを持っていました。武将茶人・織部が活躍した16世紀初め頃は、本来失敗作とされた「割れ」「歪...

以前松江に旅行に行ったとき、松平不昧公に興味を持ったので、この展覧会には是非とも行ってみようと思っていました。私は茶道具にはまったく不案内ですが、室町時代や江戸時代に作られた道具が何人もの手を経て現在まで保存されていることに、とにかく感心させられるばかりでした。展示されている道具の名前にふりがながあったり、道具名の英語表記があったり、四方から見られるように展示された道具があったのもよかったです。ま...

今年は琳派の400周年に当たり、琳派の展覧会が多数開催されます。茶道具のコレクションで有名な畠山記念館でも、館蔵の琳派の掛け軸、陶器類を展示する「THE琳派」展が3月15日まで開催されているので、出かけてきました。目玉は酒井抱一の風神雷神図の掛け軸。宗達ー光琳と描かれた風神雷神図屏風を抱一も写していますが、こちらのは掛け軸。掛軸の特徴を活かし、細長い画面に風神を右軸の下方に雷神は左軸の下方に段差を...

亭主の意気込みこの展覧会は、畠山即翁が昭和12年に初めて大師会茶会の茶席を担当したときに用いた茶道具を展示したものです。私は茶道具に関しては全くの素人ですが、それでも道具を見ていると、即翁の茶会にかける意気込みがそのまま伝わってくるようでした。荏原製作所の創業者として活躍する傍らで、茶人としても名を馳せた畠山即翁にはただ敬服させられるばかりです。さて、この展覧会で私が大いに着目したのは、茶席におけ...

この展覧会では、会期の前半(2016年1月16日―2月11日)には梅と椿、後半(2月13日―3月13日)に桜と桃をテーマにした作品を展示しています。しかも後半には、ひな人形も展示します。これだけでも、主催者がいかに季節を考えて展示作品を選んでいるかがよくわかります。主催者の気配りやセンスが光る展覧会でした。茶会で亭主が周到な準備をして、客を迎え入れているような感じがします。意外に思ったのは、コミカ...

今回は「はじめてのお抹茶体験 ―季節の掛け軸とともに」というイベントに参加しました。まず参加者は講堂に集合し、学芸員から全体の流れについて説明を受けます。次に展示室で、学芸員の解説を聞きながら作品を鑑賞しました。作品を見ながら改めて気付いたのは、濃茶で使用する道具を一つのショーケースにまとめて展示し、薄茶で使用する道具をもう一つのショーケースにまとめて展示していたことです。学芸員の解説を聞くまでは...

展示品の中で一番印象に残ったのは、畠山即翁の三大字です。即翁が84歳のとき、ジョン・ロックフェラー・ジュニアを茶会に招いた折に揮毫した書で「波和遊」と書かれています。「波を越えてやってきた人と、和をもって遊びましょう」という意味で、英語の”How are you?”の音に似せているあたりに、即翁の遊び心や進取の気性、国際感覚といったものが感じられます。このほか尾形光琳「八橋図・秋草図団扇」を野々村...

この展覧会の印象は「わかりやすい」の一言で表せます。要所にキーワードをつけて、鑑賞のポイントを平易な言葉で説明していました。難しい読み方の漢字には、ルビを振っています。また関連する道具をまとめて展示していたのもよかったです。例えば濃茶席で用いる茶入、茶碗、仕覆といった道具を一つのショーケースにまとめて展示し、別のショーケースには煙草盆や棗など、薄茶席で用いる道具をまとめて展示する、といった具合です...

新収蔵にちなんで展示作品が70点と多く、過去に畠山記念館で催された展覧会よりも充実した内容になっていました。立方体の形をした朝鮮唐津模水指、細い竹を縦に何本も並べて桶の形に仕立てた桶水指、赤くて真ん丸の棗(銘「日の丸」)、備え付けの包丁で豆腐を切り分けて客に振る舞ったと思われる豆腐茶箱といった、個性的な意匠の茶道具からは、近代数寄者の心意気がうかがえます。また益田鈍翁の書は無地に近いシンプルな表具...

茶懐石で使われる膳、盆、椀、鉢、向付、酒器などを集めた展覧会です。畳敷きのコーナーには、季節の書画が併せて展示されていました。懐石道具も書画も会期の前半と後半でかなり入れ替えが行われていて、前半には冬や正月にちなんだ作品、後半には梅、桜など春にちなんだ作品が多くなっています。茶の湯の世界で季節感を大切にしていることを実感できた同時に、後半だけでなく前半の展示も見ればよかった、とつくづく思いました。...

大名茶人・松平不昧の没後200年にあたり、館蔵品の中から「雲州蔵帳」(松平不昧著)記載の茶道具を一堂に展示した企画展です。東京・日本橋の三井記念美術館で開催中の「大名茶人 松平不昧」に比べると、畠山記念館の展示は不昧の審美眼に創立者・畠山即翁の好みが加わって、見どころがかなり絞り込まれたような印象を受けました。特に興味を引かれたのは、「唐物肩衝茶入 銘 油屋」の付属品一式です。茶入れと、象牙の蓋3...

畠山即翁が昭和13(1938)年に上野不忍池弁天堂で催した「朝茶の会」で使われた道具を中心とした展示です。実は朝茶の会に関する展示は2016年の夏に見たことがありましたが、今回は改めて気づいたことがいろいろとありました。まず、1階から2階の展示室へ向かう階段の脇に朝茶の会を紹介するパネルがあり、展示作品を見る前の予習になりました。最近、畠山記念館ではパネルを用いて企画展のテーマに関する解説を行うよ...