国立公文書館・展覧会・イベント

日本は四方を海に囲まれた島国です。そんな島国である以上、鎖国下の江戸時代にあっても外国や遠島に漂流してしまう出来事は珍しくありませんでした。今回の企画展はこのような漂流体験をもとにした漂流記を取り上げた異色の企画展となっています。展示されているものは書籍がほとんどとなっていますが、どのような漂流体験だったのか、どんな内容が書かれているのか、注目するべき点は何かといった重要事項が書かれたパネルがあるので、全く内容が分からないことはありません。現代のような連絡手段がない中、いつか助かると信じて生き続けた人々の軌跡を目にして、何だか胸が潰れるような気がしました。何気ない日常がありがたいと思える、そんな企画展でした。
徳治郎 (20代男性) 2017/1掲載


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