櫛かんざし美術館

伝統工芸品である櫛かんざしに特化した美術館であり、その所蔵品はおよそ4000点。細工が見事なかんざしや優美な模様の櫛の他にも印籠や矢立て、化粧道具なども展示されており、江戸の文化やお洒落についての知識を深めることも出来ます。仕掛けを施した珍しいかんざしや、尾形光琳や洋遊斎などの名匠が手掛けた江戸時代の櫛は希少価値が高く、ここでしか見られないでしょう。蒔絵や鼈甲、象牙や珊瑚を使った櫛かんざしはずっと眺めていても飽きないくらい美しく、昔の女性はこんなにも高価そうなものを髪に飾れたんだ、と思わず憧れてしまうほど。また、期間により展示物が入れ替えられるので、何度でも足を運びたくなります。古くから実用的なものとして日本女性の髪を飾り、そして現在では美術品として人々に愛される櫛かんざしの世界を堪能出来ます。美術館の周囲は渓谷となっており、清流の美しい散歩コースになっています。館内の庭からも自然豊かな景色が見られ、東京とは思えない風景が楽しめます。
aki-m (20代女性) Jan 2017