三菱一号館美術館・展覧会・イベント

近代フランスの画家、オディロン・ルドンの名前は知っていましたが、ルドンの作品をまとまった形で見たのは今回が初めてです。平日の夜に行ったこともあり、幻想的で、曖昧模糊として、どこか現実離れしていたルドン独自の世界観に浸りきったような感じでした。印象派の画家たちと同世代でありながら、印象派とは異なる独自の画風を築き上げたことが、素人目にもわかるような気がします。
他方で現実にあるものを描いた素描や写生も展示されていて、奇妙で奇怪で空想的な作品がそうした素描や写生の上に成り立っていることもよくわかりました。そうでなければ単に奇をてらっただけで終わってしまい、100年以上も人の心を引きつけることはなかったと思います。
さてこの展覧会の目玉は、何といってもドムシー男爵の城館の食堂を飾った壁画でしょう。もともと飾られていた通りに再現しようとする主催者側の努力が、見る側にも伝わってきました。それにしても、大きな壁画に囲まれて食事をするのはいったいどんな感じなのか、私には想像もつきませんが

 

Lisa Aoki May 2018


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派手さはないけれども、見ていて心が安らぐような作品ばかりが集められています 東京 二重橋前 三菱一号館美術館の、展覧会、企画展など芸術に関する話題。施設の情報(住所、電話、入館料、開館時間、駐車場)と個人的な感想を掲載
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