三井記念美術館・展覧会・イベント

仏教の世界観である「地獄」に関連する作品ばかりを一堂に集めた企画展です。冒頭で水木しげるの『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』の原画が展示されていましたが、『往生要集』や郷里の寺にある地獄極楽図がもとになっているので、現代の地獄絵といえるでしょう。展示内容に一貫性があって、すっきりとまとまっていました。展示作品の中にはおどろおどろしいものが少なくありませんでしたが、一通り見終わった後は、極楽浄土にいるようなすっきりした気分になりました。良い作品を見せていただき、地獄についていろいろと勉強させていただいたように思います。
特に印象に残ったのは、江戸時代の歌舞伎役者・八代目市川團十郎の死絵(しにえ)で、先に逝った役者たちが團十郎を迎えて蓮華座に導く様子を描いた版画です。九品(くほん)往生の考え方を天界での人気番付に取り入れるというアイデアが面白いと思いました。他界した役者が来世でどのように過ごしているのか、想像をかき立てられるような作品といえます。
ところでこの企画展は学校の夏休みの時期に開催されていたため、他の時期よりも親子連れの人を多く見かけました。水木しげるの原画は子供にも親しみやすい一方で、他の作品の中には大人でも理解が難しいものがあります。「地獄絵ワンダーランド」は、それぞれの年齢や関心に応じた楽しみ方ができれば十分ではないかと思います。


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地獄を見た後はすっきりと極楽浄土へ 「地獄絵ワンダーランド」 三井記念美術館(東京都中央区)関連ページ

特集展示が面白かったです 「三井家のおひなさま」 三井記念美術館(東京都中央区)
特集展示の「三井家の別荘・城山荘の思い出」。城山荘の写真や当時使っていた道具などが展示室7に公開されていました。古社寺の廃材を再利用して別荘を建てたり、
よい勉強になった一方で、錦絵の鑑賞の難しさを痛感 「日本の伝統芸能展」三井記念美術館
雅楽、文楽、歌舞伎など日本の伝統芸能に関する工芸品や絵画などを紹介した展覧会です。解説が丁寧で、伝統芸能になじみのない人でもわかりやすい内容で
伊達政宗の多芸多才ぶりに驚嘆「松島 瑞巌寺と伊達政宗」三井記念美術館
瑞巌寺五大堂の秘仏、五大明王像でしょう。本来は33年に一度開帳されるもので、次回の開帳は2039年の予定ですが、東日本大震災復興を祈念して特別に出品されたそうで
それぞれの窯の個性が光る「アール・ヌーヴォーの装飾磁器」三井記念美術館
それぞれの窯の個性がわかりやすくなっていました。上品で優美なセーヴル、写実的な文様のロイヤル・コペンハーゲン、趣向を凝らしたデザインで彫塑的な要素が強いビング&グレンダール、堅実ながら親しみやすさのあるマイセンなど、
作者が追求していたものを、作品からイメージする 「北大路魯山人の美 和食の天才」(後期) 三井記念美術館
会期が約2か月半と長く、前期と後期で展示替えがかなりあったうえ、隣の三越本店で買い物もあったからで
フレンチと和食の違いを実感 「北大路魯山人の美 和食の天才」三井記念美術館
フレンチと和食のそれぞれにおける、食器の位置づけの違いが感じられました。料理と器との一体感を味わう方法の違い、といってもよいでしょう。
今さらながら、自分の無知を痛感 「三井家のおひなさま」三井記念美術館
雛壇の下の方で沓などを持って並んでいる3体の人形を仕丁ということも、初めて知ったことです。さらに五人囃子ではなく五人楽人を飾ることが
お得に展覧会を見てお得に買い物 ―三井記念美術館と三越本店―
美術館の隣の三越本店で、1−2か月に一度、決まって買う物があるからです。「せっかく日本橋に足を運ぶのだから、買い物をするだけでなく展覧会も見てしまおう」ということで、三井記念美術館のリピーターになることに決めました 東京の三井記念美術館の展覧会、イベント、交通アクセス、開館時間、休館、料金、駐車場などに関する情報と個人的な感想
案外見ごたえがありました「三井の文化と歴史(後期)日本屈指の経営史料が語る三井の350年」三井記念美術館
特に興味深かったのは、明治時代以降の史料です。明治時代に三井が呉服部門を分離して、大きく変化・発展するプロセスが 東京の三井記念美術館の展覧会、イベント、交通アクセス、開館時間、休館、料金、駐車場などに関する情報と個人的な感想
紅茶とあんパンと三井記念美術館
「三井記念美術館に行ったときは、三越本店で紅茶とあんパンを必ず買う」ということで 東京の三井記念美術館の展覧会、イベント、交通アクセス、開館時間、休館、料金、駐車場などに関する情報と個人的な感想
切手コレクションの展示がユニーク「三井家伝世の至宝」三井記念美術館
印象に残ったのは、展示室6の三井高陽切手コレクションでした。明治時代の日本の切手や、19-20世紀のドイツやオーストリアの切手が展示されて
雪と月と花 ―国宝『雪松図』と四季の草花―
東京の三井記念美術館の展覧会、雪と月と花 ―国宝『雪松図』と四季の草花― 、交通アクセス、開館時間、休館、料金、駐車場などに関する情報と個人的な感想
能面と能装束 -みる・しる・くらべる-
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東山御物の美 ―足利将軍家の至宝―
東京の三井記念美術館の展覧会、東山御物の美 ―足利将軍家の至宝―交通アクセス、開館時間、休館、料金、駐車場などに関する情報と個人的な感想
楽茶碗と新春の「雪松図」
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ザ・ビューティフル
東京の三井記念美術館の展覧会、ザ・ビューティフル
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三井家のバランス感覚に感服「三井の文化と歴史(前期)茶の湯の名品」
三井家9人合作の「朝日鶴亀松竹梅鶯書画軸」は、それぞれが持ち味を生かしながらも、作品全体として一体感が出ているあたり 東京の三井記念美術館の展覧会、イベント、交通アクセス、開館時間、休館、料金、駐車場などに関する情報と個人的な感想
錦絵と工芸品を見て、思い切り涼む 「春信一番! 写楽二番!」三井記念美術館
涼しさを通り越して、人によってはやや寒く感じるくらいです。でも希望者にはショールの貸し出しサービスがありました。やや混み合っていたので、涼しい美術館で暑さをしのごうと考えている人が 東京の三井記念美術館の展覧会、イベント、交通アクセス、開館時間、休館、料金、駐車場などに関する情報と個人的な感想
素朴かつ敬虔な雰囲気 蔵王権現と修験の秘宝 三井記念美術館
蔵王権現と修験の秘宝 三井記念美術館(東京都中央区) By PingPongBooks 修験道が日本独自の宗教であり、山岳信仰に神道、仏教、道教、陰陽道などが習合したものだということを、展覧会で初めて知りました。
歴史を学び直し、独自の文化を感じる 「奈良 西大寺展 叡尊と一門の名宝」(三井記念美術館)
西大寺を発願した孝謙上皇や、再興した叡尊、その弟子の忍性といった名前は知っていたので、解説を読んでようやく西大寺とのつながりがわかり