講談社野間記念館

近代日本のさまざまな画家による作品を一堂に集めた展覧会です。横山大観「松鶴図」や土田麦僊「春」といった大作もあれば、講談社の創業者・野間清治氏の注文に応じてさまざまな作者が色紙に描いた「十二ヶ月図」といった小品もあり、バラエティに富んで見ごたえのある内容でした。配布資料も充実していて、展示作品リストのほかに主な作品の解説もありました。作品を見て配布資料を読めば、昭和初期にどのような画家が活躍していて、どのような作品を描いたのかが大まかにつかめるような感じです。
このように充実した内容でありながら、会場には堅苦しさが感じられず、むしろ気楽な雰囲気でした。美術館の規模がそれほど大きくなく、入館料が一般1名500円とリーズナブルで、個人のコレクションを主体とした展示だからでしょう。しかしながら気楽さのためか、話し声がついつい大きくなってしまう客も少なからずいたようです。作品を鑑賞するうえで、マナーには気をつけたい、と改めて思いました。
Lisa Aoki May 2018


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充実した内容でありながら、気楽な雰囲気 近代日本画壇の精鋭たち展 講談社野間記念館(東京都文京区)関連ページ

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