パナソニック汐留ミュージアム・展覧会・イベント

この展覧会は、ジョルジュ・ブラックが最晩年に取り組んだ「メタモルフォーシス」シリーズを紹介するものです。「絵画から立体への変容―メタモルフォーシス」というサブタイトルが示すように、順路の初めに平面的な絵画を展示し、その後絵画をモチーフとした立体的な作品を展示する、という構成になっていました。順路を進めるにしたがって、見たことのあるモチーフが陶器、ジュエリー、彫刻、タピスリーと形を変えて繰り返し出現するところが、見ていてとにかく楽しかったです。
モチーフは神話を題材にしたものが多かったです。館内の映像では「ぺリアスとネレウス」「青い鳥」のモチーフを例に、「メタモルフォーシス」シリーズについて詳しく解説していましたが、それ以上にわかりやすかったのがギリシャ神話の女神、ペルセポネです。ブラックがデザインしたペルセポネは顔の半分が暗い色、半分が明るい色になっていて、1年の半分を冥界で、もう半分を地上で過ごしていたことがよく表れていました。ギリシャ神話に詳しくない人でも親しみやすいモチーフではないかと思います。

 

Jun 2018


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