パナソニック汐留ミュージアム・展覧会・イベント

河井寛次郎の陶芸品、木彫、竹製品、書、生前の愛用品などが一堂に展示され、創作活動の概略がわかるような構成になっていました。特に陶芸品については、中国陶磁の影響を大きく受けた初期の作風と、柳宗悦と出会って民芸運動に携わるようになってからの作風との違いがはっきり感じられます。さらに順路の最後では、幼いころから晩年までの写真がたくさん掲示されていて、写真を通じて作者の生涯をたどれるようになっていました。作品といい生き方といい、まさに河井寛次郎という作家そのものを概観できるような展覧会だったといえるでしょう。
個人的な印象として、河井寛次郎の40代以降の作品がもつ雰囲気は、東京・駒場にある日本民藝館の雰囲気に似ていると思いました。同館の設立者・柳宗悦との交流がそのまま作品に反映されているといえそうです。
それから、作者は自身で設計した家に住み、自分の好みに合う調度品を揃えていったそうですが、これは一般人にとって実現がなかなか難しいと思いました。作者の才覚と努力が改めてうかがえます。

 

さて私はこの展覧会で、パナソニック汐留ミュージアムで実施しているスタンプラリーをようやく終えて、賞品のノベルティグッズを手にすることができました。このスタンプラリーでは、連続して4つの異なる展覧会のオリジナスルタンプを、台紙の下から上に向かって順に押していくことになります。ところが私は押す位置を何度も間違えてしまい、そのたびにスタンプラリーを最初からやり直していたので、結局必要なスタンプをすべて正しく押すまでに1年以上かかってしまいました。ちなみに美術館では、スタンプ台のすぐそばに完成した台紙の見本が置いてあります。

 

Lisa Aoki 2018


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