静嘉堂文庫

静嘉堂文庫が蒐集している茶器を取りそろえた展覧会です。今回の展覧会の目玉は曜変天目(「稲葉天目」)です。世界でもほとんど残っていない曜変天目を実際に見られる機会は多くないので、そのような意味でも今回の展覧会は貴重だと思います。ただ、藤田美術館に展示されている曜変天目を見た身としては、藤田美術館の曜変天目に軍配に上がる気がします。ですが、今回の展示会では油滴天目・唐物茄子茶入など、名器とされる茶器が数多く取りそろえられており、決して展覧会としてレベルが低いものではありません。むしろ、静嘉堂文庫に収められている茶器を、よくぞここまで大胆に展示してくれたという気持ちになります。茶器に興味があるならば、この名品揃いの展覧会を見逃してはならないでしょう。
By 利休 (20代男性) 掲載2016/4


目玉は曜変天目 茶の湯の美、煎茶の美(静嘉堂文庫美術館)関連ページ

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