泉屋博古館分館・展覧会・イベント

江戸時代から現代までの浴衣を中心に、浴衣を着た人を描いた絵画、型紙、型染見本裂、髪飾りなど、浴衣にまつわるものが揃っていて、まさに浴衣の総合展覧会といった感じでした。
中でもユニークだったのは、型染めに用いる型紙、型染見本帳、型染見本裂です。他の美術館でも呉服店でもめったに見ることのできないものを見せていただいたように思います。その中でも特に面白かったのは、見本裂をつなぎ合わせて作った半襦袢と胴着です。パッチワークに通じるものがあります。
浴衣は時系列に展示されていて、意匠の傾向の変化がわかるようになっていました。江戸時代は暑さを忘れられるように、紅葉や雪輪など敢えて寒い時期の意匠を取り入れることが多かったのですが、昭和以降は夏が過ごしやすくなったため、団扇など夏にちなんだ意匠が多くなっています。明治時代の浴衣の柄は、江戸時代とも昭和以降とも違って個性的でした。
会場内にたくさん並んだ浴衣を見ていると、自分も着てみたくなります。7月になったら最低でも1回は浴衣を着て外出しようと思いました。
LIsa Aoki 2019


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