東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館 ・展覧会・イベント

同じ風景を描いても、ヨーロッパの画家の作品に比べて安野光雅の作品は明るく柔らかい感じがします。この「明るく柔らかい感じ」が作者自身の目を通して見た風景そのものなのでしょう。多くの人々を魅了してやまないのも、わかるような気がします。「安野ワールド」ともいえるような世界をたっぷり堪能させていただきました。
実際、この展覧会は多くの入場者でにぎわいました。シニア層がやや多かったものの入場者の年齢層は幅広く、外国人もいました。ただ人が多すぎたので、作品を楽しむと同時に疲れてしまいましたが…。
さて、安野光雅が島根県津和野町出身だということを、この展覧会で初めて知りました。私は津和野町立安野光雅美術館が2001年に開館する前に津和野に行ったことがありますが、率直にいって、当時の津和野の雰囲気と安野光雅の作風との間に大きなギャップを感じました。津和野には1度行ったきりですが、安野光雅美術館と所蔵作品が津和野をもっと明るくしてくれるといいな、と思います。

 

By PingPongBooks 2015/8


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