東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館 ・展覧会・イベント

印象派の影響を受け継いだ、穏やかで柔らかい画風の絵がたくさん展示されていて、見ていて気持ちが穏やかになれました。他方でこうした絵画が発表されたのと同じころ、20世紀初頭に前衛的なフォヴィズムやキュービズムが台頭してきましたが、こうした絵は斬新で面白い反面、見ていて疲れることもあります。前衛的な絵にはない穏やかさ、柔らかさ、親しみやすさといった点が、展示作品の魅力だと思います。20世紀初頭のフランス画壇の層の厚さがうかがえるような気もしました。
さて展示作品そのものはとても素晴らしいのですが、それを言葉で表そうとするとなかなか難しいです。そんなとき、私は文化人類学者のエドワード・ホールは著書『文化を超えて』の中で述べていたことを思い出します。ホールによれば、すぐれた芸術作品はコンテクスト度が高い、つまり背景にあるものが多く、いちどきにそのメッセージのすべてを伝えようとしないものだそうです。魅力を語れないのは、そのためなのか…?
By PingPongBooks 2015/11


気持ちが穏やかになれる展覧会「もうひとつの輝き 最後の印象派1900 - 20's Paris」東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館関連ページ

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クレパスのイメージを変えてくれた展覧会 「巨匠たちのクレパス画展」 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館(東京都新宿区)
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