東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館 ・展覧会・イベント

スウェーデンの画家、カール・ラーションの絵画と、ラーション夫妻がデザインした家具や、カールの妻・カーリンのテキスタイルなどを展示した展覧会です。展示品全体から、ラーション夫妻の暮らしぶりや考え方が見えてくるようでした。それにしても、「リッラ・ヒュットネース」と呼ばれる家を、生涯にわたって増改築して好みに合うように仕立てていたのは、とにかくすごいとしか言いようがありません。並大抵の意思や努力では実現できないものです。理想に向けてあくなき探求を続ける姿勢が、展示品から感じ取れました。
ところでカーリンの生き方については、いろいろと考えさせられるものがありました。絵画を本格的に学んだカーリンは、結婚と同時に絵筆を置いてしまいましたが、テキスタイルやインテリア、ガーデニングなどで優れた才能やセンスを発揮したのです。こうした生き方について、「せっかく絵画を学んだのに、それを生かさなかったのはもったいない」という見方もできれば、「絵画で培ったことを他の分野で生かした」という見方もできます。当時の時代背景や結婚観の影響もあるでしょう。それはともかく、自身の生き方をカーリン本人はどのように受け止めていたのか…今となっては知ることができないし、全く想像がつきません。


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「カール・ラーション」(東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館)関連ページ

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明るく柔らかい感じの作風「旅の風景 安野光雅 ヨーロッパ周遊旅行」東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館
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クインテット
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気持ちが穏やかになれる展覧会「もうひとつの輝き 最後の印象派1900 - 20's Paris」東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館
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ターナーは風景画を多く描いた、ということは漠然と知っていましたが、作品に使われた画材や技法までは特に意識していませんでした。この展覧会を通じて、さまざまな画材と
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