すみだ北斎美術館

すみだ北斎美術館は、2016年11月22日オープンしました。私が訪れた12月10日で、すでに来館者数は3万人を超えていました。葛飾北斎はすみだに生まれ、生涯のほとんどをこの地で過ごしたということですから、北斎の画業の魅力を世界に発信していく最適の美術館になっていくと思われます。開館記念展と銘打った「北斎の帰還」にふさわしく、今回初めて見る世界に散っていた名品が集められています。100年余りも行方の知れなかったという「隅田両岸景色図巻」は、長さ7メートルにも及ぶ北斎の壮年期の肉筆画で圧巻です。隅田川を船でさか上り柳橋・両国橋・吾妻橋を越え、新吉原遊郭に向かう風景を描いたもので、右から左へ目をこらせばあたかも船で川辺の風景を愛でている気持ちになります。最後の吉原室内の遊興図では、中央の杯を持つ男性が北斎だという説があるそうです。序章で「北斎のイメージ」として耳と鼻の大きかったという北斎の自画像があり、この後に北斎の作品を見るという構成に大いに納得します。動植物・人物・風俗などのスケッチ画集「北斎漫画」は、浮世絵と共にヨーロッパでは大きな影響を与えたと言われていますが、これぞ北斎の真骨頂だと思います。作家・朝井まかて氏の「眩」は北斎の娘のお栄を主人公にした小説ですが、北斎の弟子・露木為一が描いた「北斎仮宅図」は、散らした部屋の中の北斎とお栄の姿が描かれていて、小説の一場面をほうふつとさせます。お馴染みの「富嶽三十六景」もあり、これらの作品をタッチパネルで自由に楽しめるのも当館独自の大きな魅力となっています。
神無月 (60代女性) DEC 20162016/12/1


北斎の帰還ー幻の絵巻と名品コレクションー (すみだ北斎美術館)関連ページ

すみだ北斎美術館の開館記念展の「北斎の帰還」を見てきました。 (すみだ北斎美術館)
北斎が描いた隅田川両岸景色図巻が展示されると言うので先祖が守っていた江戸の町の風景が見れると思い出掛けました。7メートルに及ぶ作品は見ごたえがあり思わず見入ってしまいました。両国橋から山谷掘までの
浮世絵人気の火付けに。町おこしまで?
すみだ北斎美術館が開館以来、高い人気を保っている。浮世絵で町おこし・・・なんて話も出ているようだ。
江戸情緒味わいたいなら すみだ北斎美術館とその周辺の楽しみ方 (すみだ北斎美術館 東京都墨田区)
両国駅付近がオススメスポットです。両国国技館に東京江戸博物館、少し歩けば吉良上野介屋敷邸跡地があります。最近出来た建物で話題なのが、すみだ北斎美術館です。ココは