竹久夢二美術館・展覧会・イベント

何となくほっとする展覧会「明治時代に登場!麗しき絵葉書の世界」

 

明治時代中期に出現し、日露戦争(1904−05年)の頃に大流行した絵葉書を一堂に集めた企画展です。美人や風景、当時の風俗を表した絵葉書をはじめ、節目の周年を記念した絵葉書や広告付き絵葉書、さらに紙の代わりに木や竹を使った替わり絵葉書など、バラエティ豊かな展示内容でした。
特に面白かったのは、東京のさまざまな風景の絵葉書です。当時の東京の地図も展示されていて、絵葉書の写真が撮影された場所がわかるようになっていました。写真には関東大震災(1923年)で失われた建物も多く、当時の面影は現在の東京にはもはや残っていないような感じです。明治維新以降、東京という都市が大きく成長・発展してきたことを改めて認識させられます。
この企画展には、併設の弥生美術館で開催された「一条ゆかり展」を見たついでに立ち寄りました。一条ゆかりが描く大人の恋愛の世界とは全く異なる趣があり、たくさん並んだ絵葉書を見ていると何となくほっとしました。


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背景や細部を適度に簡略化・デフォルメした点に特徴があり、挿絵や表紙絵を描くことを生業としていた作者らしいと思います。特に印象に残ったのは水墨画の技法による風景画で、漢画とは違った趣が