東京ステーションギャラリー・展覧会・イベント

江戸時代前期から現代に至るまでの九谷焼の作品が時系列に展示されていて、時代とともに作風が変化していく様子がよくわかる展覧会でした。個人的に特によいと思ったのは、江戸時代後期の粟生屋源右衛門(あおやげんえもん)の作品です。自動噴水器や蛤形蓋物などは繊細で、かつ遊び心があり、古九谷のどっしりした雰囲気とは違った趣が感じられました。
それから三代コ田八十吉の作品は、九谷焼の伝統を継承しつつも、従来になかった色使いで仕上げている点が見事だと思います。作品から、抽象画や現代音楽に通じるものを感じました。
順路の最後で、赤絵金襴手花鳥風月図壺を2年かけて製作する様子が上映されていました。職人が黙々と作業する様子が主で、解説や字幕は少なめでしたが、作品に多くの手間がかかっていることがかえって伝わったのではないかと思います。ひたすら映像に見入るばかりでした。

 

By PingPongBooks 2015/9


時代とともに作風も変化する「交流するやきもの 九谷焼の系譜と展開」東京ステーションギャラリー関連ページ

川端康成の関心の幅広さがよくわかる展覧会「川端康成コレクション 伝統とモダニズム」東京ステーションギャラリー
言い換えれば好奇心の旺盛さがよくわかる展覧会でした。個人のコレクションでありながら、展示品はバラエティに富んでいて、見ていて楽しいもので
東京駅開業百年記念 東京駅100年の記憶
東京駅はなじみのない場所、という認識を持っていました。駅舎が重要文化財に指定されたことにも 東京駅の東京ステーションギャラリーの展覧会、東京駅開業百年記念 東京駅100年の記憶、交通アクセス、開館時間、休館、料金などに関する情報と管理人の個人的な感想
プライベート・ユートピア
東京駅の東京ステーションギャラリーの展覧会、プライベート・ユートピアなどに関する情報と管理人の個人的な感想
動輪の広場2014/2/12
東京駅の動輪の広場2014/2/12
わけのわからないところが面白い 「ピカソと20世紀美術」東京ステーションギャラリー
抽象画を見るように強制されたことが今までになく、自分から見ようと思って展覧会に足を運んでいるのも、理由の一つ 東京駅の東京ステーションギャラリーの展覧会、イベント、交通アクセス、開館時間、休館、料金などに関する情報と管理人の個人的な感想
どこか飄々としていて個性的 「没後40年 幻の画家 不染鉄展」 (東京ステーションギャラリー 東京都千代田区)
展覧会のタイトルと、リーフフレットに書かれた紹介文を読んで、ユニークな経歴を持ち、画業の多くが謎に包まれた日本画家だとようやく
竹久夢二の仕事ぶりが見える 「夢二繚乱」 東京ステーションギャラリー
澤田伊四郎の夢二コレクションが千代田区に寄贈されたことを記念して、千代田区と東京ステーションギャラリーが共催した展覧会です。内容を一言で表せば、「竹久夢二の仕事」といえる
構成はきちんとしていたが 「生誕一〇〇年いわさきちひろ、絵描きです」 東京ステーションギャラリー
3階の展示では、マリー・ローランサンの影響を受けたことや丸木位里・俊夫妻との交流、社会的な作品を描いていたことなど、あまりよく知られていない作者の一面を取り上げていたところが