東京ステーションギャラリー・展覧会・イベント

「不染鉄」という文字を初めて見たとき、画家の名前だとはわかりませんでした。展覧会のタイトルと、リーフフレットに書かれた紹介文を読んで、ユニークな経歴を持ち、画業の多くが謎に包まれた日本画家だとようやくわかりました。
作品を一通り見た印象は「とにかく個性的。ギラギラしていてアクが強いというよりも、どこか飄々としている」といったところです。特に「山海図絵」「廃船」といった作品に見られるような、遠近感を独自の視点で表現したところに強い個性を感じました。作品は全体的に素朴で懐かしい感じで、ある意味で日本人の原風景を描いているといってもよいでしょう。また絵の中に文章を記した作品が割と多く、画賛とも絵日記とも絵手紙とも違った、独特な味わいがありました。

 

Lisa Aoki


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どこか飄々としていて個性的 「没後40年 幻の画家 不染鉄展」 (東京ステーションギャラリー 東京都千代田区)関連ページ

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