山種美術館・展覧会・イベント

屏風絵などサイズの大きな作品を中心とした展示でした。お盆休みに近い時期のせいか、会場はやや混雑気味で、作品を遠くから見ることもありましたが、それでも十分楽しめました。実際、離れたところから作品を見る人が割と多かったです。近くで細かな描写を味わっても、遠くで全体像を眺めても楽しめる作品だったと思います。
展示作品はスケールの大きな作品ばかりでなく、短冊や年賀状といったものもありました。俳句をたしなみ、敬虔な仏教徒であり、家族を大切にしていた作者の様子がうかがえます。
特に印象に残った作品は「鳴門」「竜巻」「黒潮」です。「鳴門」は渦潮、「竜巻」は頭を下にして竜巻に巻き込まれていく魚、「黒潮」は波の間を飛ぶトビウオを描いています。エアコンのよく利いた室内で、大画面に描かれた青い海を見ていると、外の暑さをすっかり忘れられるような気がしました。真夏の暑い時期の展示にふさわしい、涼感あふれる作品といえそうです。

 

Lisa Aoki


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海を描いた大作に涼を感じる 「川端龍子―超ド級の日本画―」(山種美術館 東京都渋谷区)関連ページ

植物を描いた作品に着目「速水御舟の全貌 ―日本画の破壊と創造―」山種美術館
特に着目したのは植物を描いた作品です。御舟は初期から晩年に至るまで植物を数多く描いていて、そうした作品には、制作したときの作者の指向性や心境がよく表れているような感じがし
文字通り「教科書」のような展示 「日本画の教科書 東京編」山種美術館(東京都渋谷区)
在野の展覧会である院展と、官営の展覧会として始まった文展とがあり、それぞれの展覧会で活躍した画家たちが紹介されていました。説明はポイントを的確に押さえていて
明るい気持ちになれる展覧会「ゆかいな若冲・めでたい大観―HAPPYな日本美術―」山種美術館
特に気に入ったのは、竹内栖鳳「艸影帖・色紙十二ヶ月のうち『鯛(一月)』」と、柴田是真「墨林筆哥」です。竹内栖鳳の作品は、まるで本物の鯛のような感じがして、格調高さとおめでたい雰囲気が小さい絵の中に凝縮され
速水御舟の全貌―日本画の破壊と創造― (山種美術館)
速水御舟の「炎舞」を見たくて、平日に友人と訪れました。さほど混んではいませんでしたが、やはり目玉作品の「炎舞」の前には人が途切れることがありません
上村松園の心が伝わる展覧会「松園と華麗なる女性画家たち」山種美術館
絵を見ていると邪念の起こらない、またよこしまな心をもっている人でも、その絵に感化されて邪念が清められる 恵比寿の山種美術館の展覧会、企画展、交通アクセス、開館時間、休館日などに関する情報と個人的な感想
山種美術館の割引制度を活用する
恵比寿の山種美術館 山種美術館には、いろいろな割引制度があります。ここでは、そうした割引制度の使い方や特徴を紹介します。
小林古径生誕130年記念古径と土牛
恵比寿の山種美術館の展覧会、小林古径生誕130年記念古径と土牛
心がなごんだ展覧会 花と鳥の万華鏡 山種美術館(東京都渋谷区)
岡本秋暉「孔雀図」に圧倒されました。孔雀の羽の質感を、見事に、写実的に再現していたからです。他の作品も、ほとんどが間近で見られるように展示してあったため、作者の筆遣いの細やかさや巧みさを十二分に堪能でき
「没後15年記念 東山魁夷と日本の四季」山種美術館(東京都渋谷区)
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速水御舟〜日本美術院の精鋭たち〜 山種美術館
速水御舟さんの作品をたくさんピックアップされており、山種美術館らしさがよく体験でき 恵比寿の山種美術館の展覧会、企画展、交通アクセス、開館時間、休館日などに関する情報と個人的な感想
Kawaii日本美術
「Kawaii日本美術」恵比寿の山種美術館の展覧会、企画展など芸術に関する施設の情報と記録
富士と桜と春の花
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輝ける金と銀 ―琳派から加山又造まで―
恵比寿の山種美術館の展覧会、輝ける金と銀 ―琳派から加山又造まで―、交通アクセス、開館時間、休館日などに関する情報と個人的な感想
展示作品の配置に感服「前田青邨と日本美術院 ―大観・古径・御舟―」山種美術館(
青邨の作品については、個人的には人物画がいちばん印象に残りました。上品で格調高く、それでいながら柔らかさも併せ持っているのです。こうした特徴を裏付けるものとして、「青邨先生は、藝大の教授時代は学生たちに、 恵比寿の山種美術館の展覧会、企画展、交通アクセス、開館時間、休館日などに関する情報と個人的な感想
竹内栖鳳の影響はとにかく絶大「日本画の教科書 京都編」(山種美術館)
班猫」(竹内栖鳳作)に目を奪われました。「動物を描けばその体臭まで表す」と評された画家の作品らしく、猫の体温や、毛の柔らかい感触がそのまま伝わってきそうです。本物の猫が客を出迎えているような感じがし
実際の花とは違った味わい 「花*Flower*華」 (山種美術館 東京都渋谷区)
19世紀(江戸時代)から現代までの花の絵を一堂に集めた企画展です。企画展示室では春・夏・秋・冬の順に、