内藤秀因水彩画記念館)

この記念館では、庄内町の名誉町民である水彩画家、内藤秀因の絵画を収蔵し、年4回の収蔵品展を行っています。第96回収蔵品展のテーマは「春うらら」。秀因が日本国内、国外で描いた草木花や、庭園の絵画を集めた展覧会です。記念館に入ってすぐの通路には、緑の芝生とカラフルな花が咲いた花壇のコントラストが美しい絵画が飾られています。背景の空や遠くの山々の表現も見どころです。秀因の遺品展示ケースでは、旅先で絵画を描く際に使用されたパレットや折りたたみ椅子、リュックなどが展示されています。八角形の展示室に進むと、梅園や枝垂桜、菖蒲園など、誰もが懐かしく思う原風景的な絵画が展示されています。一番気に入ったのは、展示室2階に飾られているパリのホテルの庭を描いたと思われる絵です。他の絵と違って、下描きの力強い鉛筆の線が見え、秀因の手の動きが感じられます。県外から訪れる人も多く、小さいながらもおすすめの記念館です。
By ナツル (30代女性) 2016/4掲載